この教室に通う前の私は、自分にとって面倒なことや苦手なことは後回しにしてしまうような人間でした。そして教室に通うようになってからも、最初の１ヶ月ほどは正直やらされてる感に心を支配されていました。自分で選んで「学ぼう！」と決めたはずなのに。

しかし、6回目のプラス積極思考の講義の中で聞いた田坂広志先生の「過去もない。未来もない。今、この瞬間を生き抜け」という言葉に考えさせられました。
「私は本当にこのままでいいのだろうか･･･今、頑張らずにしていつ頑張るというのだろう･･･」
私は、自分自身を恥ずかしく思いました。

それからというもの、私はこれまでとは違って、仕事から帰っても疲れた体に鞭を打ってスピーチの原稿を作ったり、口に出して繰り返し練習を重ねるようになりました。明らかに、これまでの自分とは違う自分がそこにいました。

練習は負担感がありましたが、先生や他の生徒さんからは「杉山さん、最初の頃とは全然違うよ、よくなったね！」「杉山さんの感情のこもったスピーチ、とってもいいと思いました」と、お褒めの言葉をいただけるようになりました。

私は今回の経験を通じて「自分で選んだ道はどんなに辛くても突き進もう」と心に改めて誓いました。