成果発表

日本話し方センターのセミナー最後には、受講の成果を発表するカリキュラムがあります。その際の受講の成果発表文の要約をご覧いただけます。

話すことへの自信や、話の組み立て方の向上を実感された受講生が沢山いらっしゃいます。

ベーシックコース 成果発表

何事にも準備が大切だ

私がこの教室に入ったきっかけは、人事異動でグループ会社へ移動したことでした。全体朝礼やロープレ研修など、人前で話す機会が圧倒的に多くなりました。大勢の前で話すことが苦手な私は「ついに来たか・・・のらりくらりと逃げてきたこの環境。もう逃げられない」と思いました。「どんな場面でも、人前で堂々と話せるようになりたい」と思い、この教室に入ることを決意しました。

そして最も心に残ったことは、話す前にしっかりと準備をして声に出して練習する、ということでした。これらを講座のスピーチ実習で積極的に実行し、仕事でもやってみることにしました。

先日、会社の会議に参加しました。私が会議に参加した目的は『月1回のグループ責任者会議に、部署の代表者が出てその内容をメンバー全員に伝える』というもので、今月は私の番でした。各社社長の言葉を一言一句、逃さないように必死でメモを取りました。

今までの私だったら会議の内容を部署に報告する際、『ただそのメモを読む』というだけだったと思います。
しかし、今回の私は違います。まず原稿を書きました。そして声に出して練習しました。そして望んだ部署への報告の日、1時間があっという間に終わりました。今までだったら終わってから「ああ、もっとこうやればよかったな」と後悔していたと思いますが、今回は清々しい気分で終わりました。メンバーからも「分かりやすかったです」と評判でした。

この経験から私は、しっかりと「練習する」「準備をする」ということの大切さを実感しました。これからは何事にも事前にちゃんと練習と準備をしっかりとしていきます。

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