プラス思考で苦手をなくそう
私はあがり症で悩んでいました。
これまでにも病院実習の報告会があり、
「実習をやるのはいいけど発表が憂鬱だな。発表まであと5日か」
と、発表のことで頭がいっぱいでした。
発表後にも
「物凄く緊張して声が震えてた。他の人に気づかれてないかな」
と、人前であがってしまうことに長い間悩んでいました。
学校の授業でチーム医療について学んでいた時のことです。
「それでは何人かにチーム医療についてどう考えているか聞いてみましょう」
先生が私の前の人を指名しました。
「えっ、自分の考えを聞かれるのが一番苦手なのに!
しかも次の番だし・・・どうしよう」
しかし、その時、この話し方教室で、
「あがることは誰にでもある。他の人は自分の緊張にそれまでには気にしていない」
と学んだことを思い出し、
「発表に対する抵抗感も減っているから自信を持とう」
と思いました。
「植木さん、あなたが思うチーム医療のいい点はなんですか?」
「はい。医療従事者が連携することで、それぞれの理解が深まりよりよいコミュニケーションが取れると思います。
また、患者様に質の高い医療が提供できると思います。」
「いいですね。よく考えられていますね」
「大丈夫だ」と意識することで落ち着きを持って答えることができました。
私は今まで、発表や発言することに苦手意識を持っていました。
しかし「意識を変えてみることで自分の感情をコントロールできる」と、学びました。
まだ、次の発表の機会は来ていませんが、その際には
「あがることを恐れなくてもいいんだ。
この機会を利用して克服しよう」
という気持ちを強く持って人前に立つことで、苦手意識を克服します!