成果発表

日本話し方センターのセミナー最後には、受講の成果を発表するカリキュラムがあります。その際の受講の成果発表文の要約をご覧いただけます。

話すことへの自信や、話の組み立て方の向上を実感された受講生が沢山いらっしゃいます。

ベーシックコース 成果発表

シンプルが一番いい

私は何かを説明する時、だらだらと色々なことを話してしまう癖があります。だから、内容も曖昧になりがちです。そんな自分の話し方にいつもイライラしていました。例えば【A】【B】【C】どれがいいか、という問いに対して、「うーん、【A】はこうで、【B】はこうで、【C】はこうかな~」と、だらだら話しているうちに自分でもどれが一番いいのか分からなくなってくる、といった具合です。

そんな自分を変えたくて、この話し方教室を受講しました。先生の指導を受けて、特に自分に足りないなと思ったのは次の3点です。
・何が一番言いたいのかを明確にすること
・短いセンテンスで簡潔に話すこと
・数字などを使って具体的に話すこと
この3つを意識して日頃のコミュニケーションを取るようにしました。

先日、会社で厳しいことで有名な上司に話しかけられました。
「そういえばあの件どうなってる?」
こういう質問をされる時は大抵答えたくない状況であることが多いです。だから、回答も曖昧になってしまって余計に厳しい追求をされがちです。この時私は「値上げ幅を100万円に圧縮して、2月1日からその値段にしていただくよう交渉しています。8割がた、これで決着すると見ています」と答えました。余計なことは言わずに、数字を使って具体的に回答しました。そうすると、無事にその上司の追求を回避することができました。この2か月、私が改めて実感したのは、「話し方も考え方もシンプルが一番いい」ということです。これは私の人生の課題でもあります。身も心も、話し方もシンプルに生きていきたいなと思います。

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