成果発表

日本話し方センターのセミナー最後には、受講の成果を発表するカリキュラムがあります。その際の受講の成果発表文の要約をご覧いただけます。

話すことへの自信や、話の組み立て方の向上を実感された受講生が沢山いらっしゃいます。

ベーシックコース 成果発表

まず自分からやってみよう!

「今日の報告事項は以上ですが、他に何かある人いますか?」「はい、じゃあ以上で終わります」
最近、職場のプロジェクトミーティングにオンラインで週一回、参加するようになりました。営業やシステム、マーケティングと様々な部署から10名ほどが集まります。普段やり取りがないので、ミーティングはいつもシーンとしてしまいます。私も「居心地悪いな」と思いながらも、いつもマイクをオフにしていました。転職したばかりの遠慮や自信のなさ、そして「他の人に任せたい」という消極的な気持ちからです。

しかし、この話し方教室で「プラス積極思考」「自分がやらずに誰がやる」という考え方を学んで、どちらかというとマイナス消極思考の私は「変わっていかなければいけないな」と思いました。そこで、先日のミーティングでは思い切ってマイクをオンにし、自分から声を出してみました。
「えー、報告事項以上ですが何かありますか?」
「あっ、お疲れ様です。初めての方もいると思うんですが営業部の篠崎と申します。」
「お疲れ様です。篠崎さん」
「下山さん、突然すみません。分からないことがあるので聞いてもいいですか?」
「もちろん、何でも聞いて」
「ありがとうございます。先ほどのお話で~」
進行の下山さんに不明な点などを確認していたところ、他のメンバーからもアドバイスがあったり、そこから他の質問が出たりもしました。そして「篠崎さんいつ入社したんですか?この会社覚えること多くて大変ですよね」と雑談も広がり、ミーティングがいつも以上に盛り上がりました。
今までこういったミーティングは黙って見ていることが多かった私ですがセミナーで学んだように「自分がやらずに誰がやる」と、思い切って動いてみることで、その場をいい方向に変えることができると実感しました。

まだまだ「プラス積極思考」の弱い私ではありますが、これからも明るく前向きに、積極的にまずやってみることを大事にしたいと思っています。

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