ほめ言葉で職場が明るくなった
私は典型的な昭和のサラリーマンです。上司には「支店長、今日のネクタイいいですね。センスありますね」「部長、いつも優しいですね。ジェントルマンという言葉は部長のためにある言葉じゃないでしょうか」とお世辞を言ってるかと思えば、部下に対しては「原君、なんで数字上がらないんだ!」「坂本君!レポートまだ!?」と、えらそうな言い方をしていました。
昭和のサラリーマンは年功序列であり上司にはごまをすり部下には厳しくする。そうすることによって、会社も人間関係も良くなるという風に考えていました。
しかし、高度成長が終わり時代が昭和から平成・令和と進むにつれて「これでは駄目だ!」と痛感することになりました。『会社がこのような状態ではおかしくなる。人間関係もおかしくなる』と考えるようになってきました。
そんな時、ほめ言葉の使い方を話し方教室で習いました。そして、上司にだけでなく部下に対してもほめ言葉を使ってみました。
「原君、今日のネクタイいいね!センスあるじゃん」「坂本君ならできる!レポート早く仕上げよう!」
『ほめられて嬉しくない人はいない』ということを聞き、今まで上司にだけ使っていたほめ言葉を部下にも積極的に使うようになったのです。この方法を使ったところ、会社内も明るくなり、人間関係も良くなったように感じます。
私はこれからもどんどん人をほめて、一層明るい職場にしていきます!