成果発表

日本話し方センターのセミナー最後には、受講の成果を発表するカリキュラムがあります。その際の受講の成果発表文の要約をご覧いただけます。

話すことへの自信や、話の組み立て方の向上を実感された受講生が沢山いらっしゃいます。

ベーシックコース 成果発表

話題を整理して日常会話を楽しもう

この教室の最初の授業の時です。先生から「伊藤さん、趣味はなんですか?」と聞かれて思わず「えっ?趣味?」
何も思い浮かびませんでした。以前からよく聞かれる質問でもすぐに答えられないことがありました。前日の晩御飯を聞かれたときに似ています。意識していないことはすぐに浮かばないのです。

授業で『人に好かれる日常会話』について学びました。
上手に話題を選ぶこととして、『ハナシカタキョウシツ衣食住』について教わりました。これらは、こちらから話を振る時も効果的ですが、相手からも聞かれやすい内容とも言えます。まずはこの内容について、自分の意見や情報、好みなどを書き出してみることにしました。すると、書くことで自分の考えが整理されたのです。

先日、職場で他部署の方から「自粛生活も飽きてきましたね~。伊藤さんは休日、何をしていますか?」と聞かれ、
「料理をしたり、旅番組を見たり、軽く体を動かしたりしています」
「あれ?伊藤さん、登山以外に体を動かすの嫌いって言ってませんでした?」
「それが…エコノミークラス症候群になるんじゃないか?ってぐらいソファーと一体化してまして、これじゃまずいと軽く走ってみたりYouTubeで人気のたけまりダンスをするようになりました」
会話が続いたのです。その後も、最近作った料理のことや好きな旅行番組を具体的に上げることができました。そのおかげで、話がとても弾みました。

私は人前で話すのが苦手で教室に通い始めました。ですが、それ以外の苦手なことに気づき、対策を立てることができました。
今回の学びを今後の人生にも生かしていきたいと思っています。

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