自信をつけてチャンスを掴もう
私は昨年から、消防職員を目指して公務員試験に挑戦しています。昨年、面接試験を受けた時のことです。
「では徳島さん、今通っている大学を選んだ理由を教えてください」
「はい、えっと…」
通常であれば、パッと答えられるような内容です。しかし、緊張していて頭が真っ白になってしまいました。その後も、あがってしまい
「徳島さん、肩ガッチガチに硬くなってるね~」
「あ、はい、すいません。緊張してしまって…」
案の定、結果は不合格。まるで、胸を悪魔にグサグサと刺されているような気分でした。そんな自分を変えたいと思い、話し方教室を受講しました。
この教室で学んだことでもっとも印象に残ったのは十分な準備をすることです。
今振り返ってみると、昨年の面接では『自分がしたい話』ではなく『人にさせられている話』になっていたことに気づきました。これではあがるのは当たり前だと思い、この教室で学んだことを踏まえて『30回以上』『声に出す』『時間を測る』の3つを実践しました。
そして今年の面接試験当日。
「では徳島さん、よろしくお願いいします」
「はい、よろしくお願いします」
「では、まず徳島さんが消防職員を目指したきっかけを教えてください」
「はい、高校時代に救急搬送されたことがきっかけです。この経験で憧れを抱きました」
その30分後、会場を1歩出た私の足取りはとっても軽やかでした。
「今日の面接、すっごく楽しかった!」
人生で初めての感覚です。まるで天使の羽が生えた気分でした。
面接の合否はまだ分かりませんが、悔いはありません。
これからは、何をするにも十分な準備をしてチャンスを確実に掴んでいきたいと思っています。