成果発表

日本話し方センターのセミナー最後には、受講の成果を発表するカリキュラムがあります。その際の受講の成果発表文の要約をご覧いただけます。

話すことへの自信や、話の組み立て方の向上を実感された受講生が沢山いらっしゃいます。

ベーシックコース 成果発表

相手の立場に立って話をしよう

先日、コンビニで買い物をしました。

 

「ホットコーヒーのSを1つ」
「すいません、もう一度お願いします」
「ホットコーヒーのSを1つで」
「はい、お支払いは?」
「LINE Payで」
「ファミペイですか?」

(普通、こんなに聞き返されるかなー?)

 

私はふとした瞬間に出る言葉を上手く聞き取ってもらえないことがよくあります。

コロナ渦になって以降は、マスクをした状態で用件を伝えるのがすごく難しいと感じていました。

 

この教室に通い始めて最初の授業で
『相手の立場に立って考えることが、話し方にも表れる』
ということを学びました。

 

これを聞いて、これまで私は
『相手に伝わりやすいように表現をする』
ということを意識していなかったことに気がつきました。

 

それ以降、まずは店員さんとのやり取りから
『聞き取りやすい声量で、しっかり口を開いて用件を伝えること』
を意識しました。

 

また、スムーズに声が出るように鏡の前で「あ、え、い、う、え、お、あ、お」、
シャワーを浴びながら「か、け、き、く、け、こ、か、こ」、
お味噌汁を作りながら「さ、せ、し、す、せ、そ、さ、そ」と

毎日発声練習を継続しました。

 

すると、コンビニの店員さんとのやり取りでも、スムーズに口が少しずつ大きく開くようになっていくのを感じました。

「ホットコーヒーのSを一つで」
「はい、Sですね。お支払いは?」
「LINE Payでお願いします」
「はい、LINE Payですね」
(よし!)

 

最近では聞き間違えられることも殆どなくなり、毎回小さな達成感を感じています。

しかし、一時的に上手く行ってるだけでは意味がありません。

 

これからも、相手にとって聞き取りやすい発声を意識して日々の練習を継続していきます。

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