成果発表

日本話し方センターのセミナー最後には、受講の成果を発表するカリキュラムがあります。その際の受講の成果発表文の要約をご覧いただけます。

話すことへの自信や、話の組み立て方の向上を実感された受講生が沢山いらっしゃいます。

ベーシックコース 成果発表

周りを見て話すことは大切だ

「わ、私、は、は、こ、ここ」
これが今までの私の話しぶりです。緊張してしまって何度練習してもダメ。原稿を作ってもダメ。にっちもさっちも行かないときにまた昇進し、人前で話したり会議の司会をしたりすることが多くなってきました。
この悩みを何とかしたい、と藁にもすがる思いでこの教室の門をくぐりました。

教室が始まって、色々アドバイスを受けました。色々学びました。その中の1つに『一点を見て話をしないでください。聞き手の顔を見て話をしてください』ということがあります。しかしそれを聞いた時、私は「それは無理だろう」と思ってしまったのです。人前で緊張する私には人の顔を見ることなどとてもできません。
「でも、まあやってみないことには分かんないし、難しかったら相談するかやり方考えりゃいいだろう」
そう思ってやってみました。

すると!
「あっ、この人は人が話してる時にこういう表情をするのか」
「あっ、この人自分のスピーチのことで頭がいっぱいで俺の話聞いてねえな」
と、人の表情を見ながら話をすることができるようになってきたのです。

そうなると会場の雰囲気を俯瞰して見ることができ、心にも余裕が生まれてきました。心に余裕ができるということは、自分の緊張の度合いが減っているのだ、ということにも気づきました。
これこそまさしく、私がこの教室で学びとろうと思っていた最大の成果でした。

私は色々この教室で学びましたが、今後も実生活や仕事に学んだことを最大限に活かして、今まで以上に実りのある人生にしていきたいと思っています。

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