私は今、従業員の教育をする部署で働いています。

半年ほど前の出来事です。

同期からこんなことを言われました。

「人事部ってほんっとに現場のこと、なんにも分かってないよね」

すごく悲しくなりました。

でもだからといって、どうすればいいのか分からず、何もすることができませんでした。

そんな中、この教室で『人に好かれ、よい人間関係を作る話し方』について学びました。

私はハッとしました。

人に何かを教育する前に、まずは人間関係を作り信頼されなければならなかったのです。

そこでまず私は、従業員とコミュニケーションを取る機会を増やすことにしました。

同じオフィスで働く人はもちろん、全国の支社で働く人に対しても積極的に電話をし、話す機会を増やしました。

「佐藤さん、この間の試験の点数すっごくよかったね！」
「鈴木さん、この間『お客様からご契約を頂けた』って支社長すっごく褒めてたよ！」

コミュニケーションを取る際には、誉め言葉を使うことを意識しました。

その結果、以前より少しずつ私のもとに従業員からの声が届くようになりました。

「迫田さん、実は私、今少しこういうことで悩んでて・・・」
「次の集合研修ではこんな研修して欲しいなと思ってます！」

コミュニケーションを取り、よい人間関係を作ることが教育をする上では何よりも大切なんだ、と気づくことができました。

次は実際にこれからどういった教育を行っていくのか、考えなければなりません。

まだまだ道のりは長いですが、周囲の人とのコミュニケーションを大切にし、少しでも従業員の力になれるようこれからも頑張っていきます。