日本話し方センター社長・横田章剛のブログ

2020年10月25日病は気から

「プラシーボ効果」という言葉を聞かれたことはあるでしょうか。

全日本民主医療機関連合会のウェブサイトによると、

「本来は薬としての効果を持たない物質によって、得られる効果のこと。

デンプンなどを使い、薬のように見せた物を偽薬、またはプラシーボと言います。 」

と説明されています。



薬としての有効成分が含まれていないのであれば、効果はないのでは、と思ってしまいますね。

しかし、これが以外に効果がある、という記事がありました。

これが本当の『病は気から』

認知症のお母さんが、医者から止められているのに薬を飲むのが大好きで、どうしても頭痛薬を飲みたい、と言う。

そこでプラシーボを渡したら満足して飲み続けているそうです。

また、薬に依存して、とにかく何か薬を飲まないと落ち着かない、という人がプラシーボを服用すると気持ちが落ち着くということもあるそうです。

そういえば、私の父も、どうも体の調子が良くない、という時に、よく「正露丸」を飲んでいたことを思い出しました。

これも偽薬に似たものだったのかなぁ、と思います。

まさに「病は気から」ですね。

たとえ偽薬でも「これを飲んでいれば大丈夫!」と思えば、痛みや気持ちが落ち着いてくる。

それくらい人間にとって気持ちの持ちようというのが大事だ、ということをこの記事は教えてくれていると思います。

 

ところで、人前で話す時にあがってしまう、ということも気持ちの持ちようが大きく影響しています。

実際、多くの方が、人前に出ると冷や汗が出たり息苦しくなったりした、という経験があることと思います。

まさに気持ちの持ちようで、体にも変化が表れるのです。

日本話し方センターの話し方教室では、あがりを克服するスキルとして6つのポイントを伝えています。

その中には気持ちの持ちように関することも含まれています。

今回はその中から2つご紹介しましょう。

 

1つ目は、あがるのはあなただけではない、誰でもあがる、ということです。

志村けんさん、久米宏さんなど、有名な歌手やコメディアン、アナウンサーであがり症だという人は少なくありません。

つまり誰でもあがるもということです。

しかし、あがり症だと思っている人は、自分だけがあがる、と思い、無用なプレッシャーを自分に与えている人が多いようです。

人間ならあがるのは当たり前、と割り切ると気が楽になるのではないでしょうか。

 

2つ目は、自意識過剰にならない、ということです。

あなたは、人前で話す時、聞き手は自分の話すことをチェックしている、間違ったら格好悪い、と思っていませんか?

しかし、立場が変わってあなたが聞き手の場合、人の話をそこまでしっかりと聞いているでしょうか。

話を聞いているつもりでも、ふと「晩ご飯、何にしようかな~」とか「あっ、あの人に電話しなくちゃ」など、色々なことが頭に浮かんでくる瞬間があると思います。

このように、聞き手はあなたの話をあなたが思うほどには真剣に聞いていないのです。

ですから、多少自分の思い通りに話せなかったとしても全く気にする必要はありません。

それくらい、ゆったりとした気持ちで話せば、以前よりはあがりが抑えられるでしょう。

 

日本話し方センターの話し方教室では、話す際の気持ちの持ち方も含めて、受講生に合ったご指導をさせていただいています。

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