日本話し方センター社長・横田章剛のブログ

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2021年4月1日少しの勇気が成長につながる!

皆さんはごく自然に日常会話ができますか?

例えば、あまり親しくない職場の人と一緒にエレベータを待っている時、気の利いた会話ができるでしょうか。

正直に言えば、私も、もともと人見知りの傾向があり、日常会話は苦手です。

しかし、最近は以前よりも少しだけ会話ができるようになってきたように感じています。

それは、日本話し方センターに関わるようになって、自分に軽くプレッシャーをかけているからだと思います。

人に話しかける勇気を持て、と少し自分を追い込んでいることで、以前より会話ができるようになったのです。



ところで、少し勇気を出して話しかけるようにしてきたことで、気付いたことがあります。

一つは、話しかけてみると自然に会話をしてくれる人が意外に多いということです。

迷惑そうな表情で愛想のない返事しか返してくれないだろうな、と思っていると、話しかけることに躊躇してしまいます。

確かにそういう人もいますが、実際はこちらが愛想よく話しかければ、大概の人が愛想よく返事を返してくれます。

私たちは物事をネガティブな方向に想像する傾向がありますので、上のように考えてしまうのは自然なことなのですが、あまり心配する必要はない、ということに気づきました。

 

もう一つは、場数を踏むことで、気が楽になってくるということです。

少し勇気を出して会話をしてみる、ということを続けるうちに、日常会話の場数が踏めます。

そうすると、どういう会話をすればよいか、だんだんわかってきます。

エレベータを一緒に待っている人と、コンビニや定食屋の店員さんと、休憩時間に話し方教室の受講生さんと、など場面に応じた会話の運び方がわかってくるのです。

また、会話が続かなくても、まぁ、仕方ない、と割り切ることができてきます。

そうすると、気が楽になってきて、話しかけるハードルが徐々に低くなっていきます。

 

少し勇気を出す、ということは、日常会話だけでなく、人前で話すことにも有効です。

日本話し方センターのベーシックコースに参加するのは、費用もかかりますし、毎回スピーチの準備と練習をせねばなりません。

でも、受講生はそれらの負担を背負ってでもご自身の話し方を上達させたいと思って、このコースを受講されています。

そして、勇気を出して毎回、人の前に立ってスピーチをされています。

これを何度か繰り返しているうちに、以前よりも落ち着いて上手く話ができている実感が得られてきます。

そうすると、職場などの場でも人前で話すことにチャレンジする勇気を持てるようなります。

実際に、今まで避けていた人前での話しを「やってみよう!」と思って引き受けた、コースで学んだように何度も声に出して練習した、そうしたら、以前よりも遙かに上手く話ができて上司にもほめられた!

受講生には、そういうお話をされる方が多くおられます。

 

少しだけ勇気を出して行動に移す。

話し方を改善する上で、とても重要なことだな、と日々実感しています。

 

上に述べたように、日本話し方センターでは話し方のトレーニングを重ねることで、人と話をする積極性を身につけていただけます。

ぜひ「受講者の声」でその成果をご確認ください!
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