2021年5月12日「何を話すか」よりも「誰が話すか」が大事!
日本話し方センターのベーシックコースや2日間集中セミナー、オンライン短期集中トレーニングコースでは、話し方全般について幅広い講義と実習を行っています。
その講義の中には、一見、話し方とは関係がないように思えるものがあります。
人に好かれ、よい人間関係を作るための講義がそれにあたります。
しかし、日本話し方センターではこの講義をとても大切なものだと思っています。
例えば、常々朝礼などで「何事も部員全員で協力し合って取り組もう!」と言っている部長が、大掃除の時に自分は知らん顔で掃除をせずに仕事をしていたら、どうでしょうか?
部の人たちは「なんだ。協力し合ってって言ってるけど口先だけなんだな」と思い、次の朝礼から部長が「協力し合って」と言っても聞く耳は持たないでしょう。
人は、自分のことを理解してもらったり、人に動いてもらったりするために話をします。
しかし、その話の内容とその人の行動が矛盾していると、人はその人を信頼できないので、話を聞かなくなります。
上の例で言えば、皆と一緒に大掃除をしない部長は、全員で協力し合おうと真剣には考えていない、と思われても仕方ないですね。
ひょっとしたら、部長は業務では協力し合わねばならないが、掃除などは協力し合うものではない、と思っているかも知れません。
しかし、話は聞き手がどうとらえるか、が重要ですので、この場合は部長の独りよがりとしか言いようがありません。
このように、話はその人の日頃の行動と一致していて初めて聞いてもらえるのです。
従って、どんな話をするか、という前に、どういう人が話をするか、がとても大事なのです。
人に好かれ、よい人間関係を作る講義をしているのは、こうした背景があるからです。
では、話を素直に聞いてもらえるために、日頃から気をつけるべき行動とはどういうものでしょうか。
1つ目は、時間を守ることです。
当たり前では、と思うかも知れませんが、案外できていない人が多いのです。
例えば、皆さんの周りで会議にいつも5分遅れてくる人はいませんか?
そういう人は、5分くらい遅れても自分は時間を守っている、と思っているかも知れません。
しかし、時間通りに着席している人にしてみると5分間、自分の時間を奪われているのです。
待っている間イライラしているでしょうから、平気な顔をして5分遅れて入ってきた人を信頼する気にはなれないはずです。
人に信頼されるためには、時間は必ず守らねばなりません。
2つ目は、約束を守ることです。
自分の言ったことはその通りに行動すべきですが、すべてを言ったとおりに行動するのは中々難しいものです。
言ったことをしていなくても、他の人がさほど気にしないこともあるでしょう。
しかし、約束したことを守らないと人は間違いなく不信感を持ちます。
逆に約束したことを必ず守る人であれば、他の人はそれだけでその人を信頼します。
特に仕事に関する約束、お金に関する約束は、人の記憶に残るので必ず守るようにしましょう。
社会的な活動をする上で、時間と約束は常に人が意識する項目です。
これらを確実に守ることで他の人の信頼が得られます。
そうすることで、話を聞いてもらえる人間関係が築けていくのです。
日本話し方センターでは、話し方=コミュニケーション全般ととらえて、あるゆる側面から必要な講義を行い、実習でのご指導を行っています。
その様子はベーシックコースの無料体験教室で直接ご覧いただけます。
ぜひご参加ください!
その講義の中には、一見、話し方とは関係がないように思えるものがあります。
人に好かれ、よい人間関係を作るための講義がそれにあたります。
しかし、日本話し方センターではこの講義をとても大切なものだと思っています。
例えば、常々朝礼などで「何事も部員全員で協力し合って取り組もう!」と言っている部長が、大掃除の時に自分は知らん顔で掃除をせずに仕事をしていたら、どうでしょうか?
部の人たちは「なんだ。協力し合ってって言ってるけど口先だけなんだな」と思い、次の朝礼から部長が「協力し合って」と言っても聞く耳は持たないでしょう。
人は、自分のことを理解してもらったり、人に動いてもらったりするために話をします。
しかし、その話の内容とその人の行動が矛盾していると、人はその人を信頼できないので、話を聞かなくなります。
上の例で言えば、皆と一緒に大掃除をしない部長は、全員で協力し合おうと真剣には考えていない、と思われても仕方ないですね。
ひょっとしたら、部長は業務では協力し合わねばならないが、掃除などは協力し合うものではない、と思っているかも知れません。
しかし、話は聞き手がどうとらえるか、が重要ですので、この場合は部長の独りよがりとしか言いようがありません。
このように、話はその人の日頃の行動と一致していて初めて聞いてもらえるのです。
従って、どんな話をするか、という前に、どういう人が話をするか、がとても大事なのです。
人に好かれ、よい人間関係を作る講義をしているのは、こうした背景があるからです。
では、話を素直に聞いてもらえるために、日頃から気をつけるべき行動とはどういうものでしょうか。
1つ目は、時間を守ることです。
当たり前では、と思うかも知れませんが、案外できていない人が多いのです。
例えば、皆さんの周りで会議にいつも5分遅れてくる人はいませんか?
そういう人は、5分くらい遅れても自分は時間を守っている、と思っているかも知れません。
しかし、時間通りに着席している人にしてみると5分間、自分の時間を奪われているのです。
待っている間イライラしているでしょうから、平気な顔をして5分遅れて入ってきた人を信頼する気にはなれないはずです。
人に信頼されるためには、時間は必ず守らねばなりません。
2つ目は、約束を守ることです。
自分の言ったことはその通りに行動すべきですが、すべてを言ったとおりに行動するのは中々難しいものです。
言ったことをしていなくても、他の人がさほど気にしないこともあるでしょう。
しかし、約束したことを守らないと人は間違いなく不信感を持ちます。
逆に約束したことを必ず守る人であれば、他の人はそれだけでその人を信頼します。
特に仕事に関する約束、お金に関する約束は、人の記憶に残るので必ず守るようにしましょう。
社会的な活動をする上で、時間と約束は常に人が意識する項目です。
これらを確実に守ることで他の人の信頼が得られます。
そうすることで、話を聞いてもらえる人間関係が築けていくのです。
日本話し方センターでは、話し方=コミュニケーション全般ととらえて、あるゆる側面から必要な講義を行い、実習でのご指導を行っています。
その様子はベーシックコースの無料体験教室で直接ご覧いただけます。
ぜひご参加ください!