2021年5月10日話のネタは自分の中にある!
「人と話をしていて話題が途切れると、次に話す話題がなかなか思いつかなくて会話が続かない」
「何か話そうと思うが、話題が思い浮かばず、沈黙が続いてしまう」
こういう経験は誰にもありますよね。
日本話し方センターの各コースでは、そういうときのために日頃から話のネタを集めましょう、ということをお伝えしています。
話のネタはないか、と常に意識していれば、物事を観察する意識が芽生え、ネタになりそうなものが色々と見えてきます。
それらの事実とともに、その時に考えたことや感じたことをストックしていけば、話のネタは自分の中に蓄積されていきます。
ところで、話のネタは自分の外にあるものの他に自分の中にもあります。
この自分の中にあるネタを掘り起こすこともとても大切なことです。
そして、これには大きく分けて2つの種類があります。
一つは、自分の過去の経験を深く掘り下げることです。
例えば、子供の頃に好きだったことを10個あげてください、と言われてすぐに思いつきますか?
1つ、2つはあげられても10個あげることはなかなかできないでしょう。
しかし10分くらい集中して考えてみると、10個くらい出てくるものです。
実際、私は過去にこの質問をされて10分間集中して考えると15個思い出すことができました。
ああ、自分はそういうことにも興味があったなぁ、こういうことも好きだったなぁ、と改めて実感できます。
そして、その好きだったことにまつわるエピソードなども思い出し、自分はこういうことを大切にしていたんだなぁ、と自分を見直すことができるでしょう。
こうして、思い出したエピソードや考えたことなどが、自分を語る上での話のネタになります。
人は自分の経験や体験を掘り下げずにやり過ごしていることが普通です。
それをあえて掘り起こして考えを添えれば、かなりよいネタになります。
もう一つは、自問自答することです。
例えば、事業に成功した人をテーマにしたテレビ番組を見ているとします。
そういうときに、軽い気持ちで、自分は成功者なんだろうか、と自問してみるのです。
そうすると、こんなことを考えたりします。
・そもそも成功者とは何だろう。成功の定義は何だろう。
・例えば、自分の人生を振り返って大きな後悔がないなら、それは成功者と言えるのでは。
・だとしたら、自分は、そんなに後悔はしていないので成功者と言えるだろう。
決して正解があるわけではないので、何を考えても自由です。
こうして自ら考えたことが立派な話のネタになります。
人生最後に何か一品だけ食べることができるとしたら何を食べるか、と自問自答しても面白いですね。
それを暫く考えて、トンカツだな、と思い、それを記憶したとしましょう。
ある日、日常会話や飲み会の席でトンカツの話になった時、
「ああ、私、トンカツは好きなんです。」
と言うより、
「ああ、私、トンカツが大好物なんです。死ぬ前に何か一品食べられるんだったらトンカツを選ぶと思います。それくらい好きです。」
と言えば、話は盛り上がるでしょう。
そして、じゃあ、他の人が死ぬ前に食べたいものは何?というように話題を広げることもできます。
自問自答は、道を歩いていても、お風呂に入っていてもできます。
ふと頭に浮かんだことをつかまえて、少しの時間じっくり考えることを習慣にすれば、かなり広くて深い話のネタができます。
また、上に書いたように、人生最後の時に食べたいものは何?などの問いかけ自体も、話題を提供したり、広げたりするネタになります。
ぜひ自分の中にある話のネタを掘り出してください!
日本話し方センターの各コースでは、話のネタの集め方以外にも、要領のよい話のまとめ方や聞き手を惹きつける話の仕方など、話し方全般について講義と実習でご指導しています。
その成果は多くの受講生が実感されています。
ぜひ「受講者の声」をご一読ください!
「何か話そうと思うが、話題が思い浮かばず、沈黙が続いてしまう」
こういう経験は誰にもありますよね。
日本話し方センターの各コースでは、そういうときのために日頃から話のネタを集めましょう、ということをお伝えしています。
話のネタはないか、と常に意識していれば、物事を観察する意識が芽生え、ネタになりそうなものが色々と見えてきます。
それらの事実とともに、その時に考えたことや感じたことをストックしていけば、話のネタは自分の中に蓄積されていきます。
ところで、話のネタは自分の外にあるものの他に自分の中にもあります。
この自分の中にあるネタを掘り起こすこともとても大切なことです。
そして、これには大きく分けて2つの種類があります。
一つは、自分の過去の経験を深く掘り下げることです。
例えば、子供の頃に好きだったことを10個あげてください、と言われてすぐに思いつきますか?
1つ、2つはあげられても10個あげることはなかなかできないでしょう。
しかし10分くらい集中して考えてみると、10個くらい出てくるものです。
実際、私は過去にこの質問をされて10分間集中して考えると15個思い出すことができました。
ああ、自分はそういうことにも興味があったなぁ、こういうことも好きだったなぁ、と改めて実感できます。
そして、その好きだったことにまつわるエピソードなども思い出し、自分はこういうことを大切にしていたんだなぁ、と自分を見直すことができるでしょう。
こうして、思い出したエピソードや考えたことなどが、自分を語る上での話のネタになります。
人は自分の経験や体験を掘り下げずにやり過ごしていることが普通です。
それをあえて掘り起こして考えを添えれば、かなりよいネタになります。
もう一つは、自問自答することです。
例えば、事業に成功した人をテーマにしたテレビ番組を見ているとします。
そういうときに、軽い気持ちで、自分は成功者なんだろうか、と自問してみるのです。
そうすると、こんなことを考えたりします。
・そもそも成功者とは何だろう。成功の定義は何だろう。
・例えば、自分の人生を振り返って大きな後悔がないなら、それは成功者と言えるのでは。
・だとしたら、自分は、そんなに後悔はしていないので成功者と言えるだろう。
決して正解があるわけではないので、何を考えても自由です。
こうして自ら考えたことが立派な話のネタになります。
人生最後に何か一品だけ食べることができるとしたら何を食べるか、と自問自答しても面白いですね。
それを暫く考えて、トンカツだな、と思い、それを記憶したとしましょう。
ある日、日常会話や飲み会の席でトンカツの話になった時、
「ああ、私、トンカツは好きなんです。」
と言うより、
「ああ、私、トンカツが大好物なんです。死ぬ前に何か一品食べられるんだったらトンカツを選ぶと思います。それくらい好きです。」
と言えば、話は盛り上がるでしょう。
そして、じゃあ、他の人が死ぬ前に食べたいものは何?というように話題を広げることもできます。
自問自答は、道を歩いていても、お風呂に入っていてもできます。
ふと頭に浮かんだことをつかまえて、少しの時間じっくり考えることを習慣にすれば、かなり広くて深い話のネタができます。
また、上に書いたように、人生最後の時に食べたいものは何?などの問いかけ自体も、話題を提供したり、広げたりするネタになります。
ぜひ自分の中にある話のネタを掘り出してください!
日本話し方センターの各コースでは、話のネタの集め方以外にも、要領のよい話のまとめ方や聞き手を惹きつける話の仕方など、話し方全般について講義と実習でご指導しています。
その成果は多くの受講生が実感されています。
ぜひ「受講者の声」をご一読ください!