話の組立を意識しよう
「山東君、何が言いたいかわからないよ」
皆さんは、こんな風に言われたことありませんか? 私は会議や上司への報告で自分の言いたいことが上手く伝えられないことに悩んでいました。
「山東君、結局何がしたいんだ!長い話ばっかりで言いたいことがわからないよ!」
こんなことばかりで話すことに消極的になってました。でも、私は心の中では「自分の言いたいことが伝えられるようになりたい」「上手く自分を変えていきたい」と思っていました。
そしてこの話し方教室に参加した私が、この教室で一番学んだことは『主題』『話題』『主題』という話の組み立てを意識することです。先日、あるディスカッションに参加して、こんな成果が出ました。
「山東さん、新しい発想には何が必要だと思いますか?」
「うーん、そうですね。やっぱり思ったことが自由に発言ができる職場が大切だと思います。」
「どういうことですか?」
「以前、2年目の若手から『FAXを紙で出力するのは時代遅れですよ』と一言がありました。そこから、『じゃあみんなでデジタル化しよう』という話になり、いろんな課題があったものの、最終的には年間で18万枚も使っていた紙をゼロに削減できたんです。だれでも自由に発言ができるからこそ得られた成果だと思います。ですから私は、自由に発言ができる職場が大切だと思います」
他のみんなも頷いてくれて「ああ、私の言いたいことが伝わったかな」と思いました。
私はこれからも、今回学んだことを活かして、積極的に自分の意見が言えるように話し方を磨いていきたいと思います。