成果発表

日本話し方センターのセミナー最後には、受講の成果を発表するカリキュラムがあります。その際の受講の成果発表文の要約をご覧いただけます。

話すことへの自信や、話の組み立て方の向上を実感された受講生が沢山いらっしゃいます。

ベーシックコース 成果発表

話には引き算も必要だ

私は以前、上司から「何言ってるのか分かんねえよ!」「話が長いよ!」と言われることが度々ありました。
「どうすれば上手く伝わるんだ!」
いつしか、話すことにコンプレックスを持つようになっていました。
そんな中、新しい部署に異動になり心機一転「さあ、頑張るぞ!」と思った矢先に上司から「まず、話し方教室行くといいよ!」と言われてしまいました。「ええ、また話し方かよ・・・」とコンプレックスが再び蘇る一方で「何とかしたい!これを自分を変えるチャンスにしよう!」と思い、早速このコースに申し込みました。

講義で印象に残ったのは「話をする前に十分考え、しっかり準備をすることが重要だ」ということでした。そして2分という時間が意外に短いということにも気づきました。自己紹介、体験談。スピーチ実習の度に考えれば考える程、時間が足りません。
「どうすればいいんだよ!」

すると、先生があっさりと「ここ、削ったら?」「ええっ!?削るんですか!?」
しかし、どうでしょう。文章を削っても意味はしっかり伝わります。今まで『不必要なこと・重複すること』を削るということを全く考えていなかったのです。

話がシンプルになれば、自分の理解も深まり自ずと言葉が出てきます。
「自分の言葉になれば後は練習するだけ」
完璧です。

これからも人前で話をする際は、話題を盛り込むだけでなく引き算も意識しながら、しっかり考えるよう心掛けます。

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