成果発表

日本話し方センターのセミナー最後には、受講の成果を発表するカリキュラムがあります。その際の受講の成果発表文の要約をご覧いただけます。

話すことへの自信や、話の組み立て方の向上を実感された受講生が沢山いらっしゃいます。

ベーシックコース 成果発表

練習以外、道はない!

「坂田君、次の定例会議からプレゼン頼むよ」「ええ~?」
前任者が急遽不在となったため、会社の定例ミーティングでデジタル広告のレポート報告と改善提案を担当することになってしまったのです。私は、この業務が心底嫌で「当日、仮病を使おうか。社長に直訴しようか。いっそのこと会社辞めてしまおうか」と本気で考えました。何故なら私は、声が通らない、どもる、滑舌が悪い、といったコンプレックスを持っているからです。しかし現実から逃げてばかりもいられません。「よし、この機会にコンプレックスを克服しよう」と考え、この話し方教室に通うことにしました。

教室の2回目の授業で【30回以上声を出して時間を計って練習しよう】という内容がありました。私はこの方法を取り入れて実践すると少しずつ、成果が現れてきました。「よし、コンプレックスを克服してプレゼンを成功させるにはこの方法以外にないな!」と決意しました。クライアントへのプレゼンの準備は30回の練習では少ないので、土日に100回の練習を自分に課しました。そして、当日。ウェブで行われた会議のため、参加者の顔が見えず反応がわからないまま進行していきましたが、大きな失敗もなくやりきることができました。

私が尊敬するサッカー選手、三浦知良さんが次のようなことを語っています。「ひたすら一生懸命やっていれば、結果は後からついてくる」。事前にしっかり練習することを、実感できた今ではこの言葉の意味が少し分かるようになりました。これからも、人前で発言する際は、事前に十分な準備をして本番に挑みたいと思います。

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