早口を直すことで分かりやすく説明できるようになった
始めてこの教室で皆さんの前で自己紹介をした時、「もう少しゆっくり話しましょう」と指摘されました。そして、そのためには、一文を短くすること、文と文の間を空けることをアドバイスしていただきました。しかし、その時の私は「ゆっくり話すと話す内容が少なくなってしまうのでは?」と考えていて、その指摘に納得できていませんでした。
さて、私は学園祭の実行委員会に所属しています。週に2回以上は会議があります。ある日の会議で同級生が「なんだか余裕のない話し方をしているな」と感じたことがありました。そう、早口だったのです。その次の週、今度は私が発言すると話し終わった後、息が切れてしまいました。その2回の会議を通じて、私は「絶対に早口を直さなくてはいけない」と強く感じました。
それからは『一文を短くしたり、文と文の間を開けたりすること』をより一層意識するようになりました。
さて、その後、一年生に動画編集のソフトのあるツールを教える機会がありました。オンライン会議できちんと話が通じるか自信はありませんでしたが、「ゆっくり話すぞ」ということだけは意識して話しました。すると、今その一年生はその時に教えたツールを使いこなして動画を制作してくれています。そのことに気づいたときは「おっしゃ!」と心の中でガッツポーズをしてしまいました。
これから私は本格的に就職活動を始めます。面接官に『余裕のある話し方をしている』と思ってもらえるよう、これからも練習をしていこうと思っています。