2021年9月27日会議の生産性を上げるために必要なこととは?
日本の生産性向上が喫緊の課題となって久しいですが、コロナ感染拡大の影響もあり、この事に関する情報は余り目にすることがありません。しかし日本が抱える重要課題の一つであることは依然として変わりありません。会議の生産性をあげるためにはファシリテーションスキルを学ぶことはとても効果的です。私は数年前からファシリテーションセミナーの講師を務めています。おかげさまで毎回参加された方々から好評をいただいています。今回はファシリテーションスキルの中でも重要なものをご紹介します。

ファシリテーションスキルで重要なもの、それは「発言者の言葉の真意を考える」ということです。
そもそもファシリテータは会議を効果的に進めるために、議論の中身にこだわらず、議論の行方にこだわらねばなりません。会議は、参加者が意見を言うことで物事を決めたり情報を共有したりします。しかし、参加者全員が意見を言うことに一生懸命になると、だんだん議論がずれていって会議の本来の議題から外れていくことが往々にしてあります。また、論点があっちこっちに行ってしまい、非効率な会議になってしまうことも少なくありません。
人間は考え事をし始めると極端に視野が狭くなります。従って意見を言う人が論点を見失ったり次々に替えたりするのはごく当たり前のことなのです。しかしそういう人ばかりの会議では生産性を上げることはできません。なので、ファシリテータは議論のテーマをキープしながら、一定の成果が出るように会議をコントロールせねばなりません。そのためには、発言の真意をつかむということがとても大切なのです。
少し例を挙げて説明しましょう。ある会議で、社内研修の企画をテーマに議論しているとします。
Aさん:「今度の社内研修は、ホテルに宿泊して2日間、集中的にやりましょうよ。」
Bさん:「う~ん、どうかなぁ・・・私は会社の会議室で1日みっちりやれば十分だと思うけどなぁ。」

AさんとBさんとで意見が分かれました。さて、皆さんがファシリテータならこの後、どんな発言をしますか?
「たまにはホテルなんかでやるのもいいよね」
「余りコストをかけたくないので会議室でやる方が現実的かなぁ」
このように、どちらかの意見を支持するような発言をしてしまうかも知れません。
しかし、ファシリテータには議論を効果的に進めるミッションがあります。そのためには発言の真意を捉えて議論を先に進めることを意識せねばなりません。
例えばAさんの「ホテルで2日間」という意見を聞いたら「非日常的な所で、仕事を忘れてしっかりと学ぶべきだと考えているんだな・・・どういう問題意識を持っているのかな?」と考えます。
また、Bさんの「会社の会議室で1日みっちりと」という意見を聞いたときは「こちらはそんなに学ぶことはないという認識のようだな・・・ということは、最初の論点は何のために何を学ぶか、だな。」と考えます。
このように発言の奥にある意図を推測した結果、ファシリテータは「意見が分かれたね。そもそも、この研修で何を学ぶのか、それは何を解決するためか、を整理した方がよさそうだね。」と発言します。すると、論点がより明確になり、密度の濃い議論ができるようになるのです。

人は「何のために」ということを考えずにいきなり「何をするか」を考えてしまうのです。上の例では、AさんもBさんも研修では「何のために何を学ぶのか」ということを言わずにいきなり「ホテルで2日間」など、何をするか、ということを言っています。しかし、物事を判断するには「何のために」などの根拠がないとなかなか決められません。それどころかこのまま「何をするか」ということを論点に議論していけば段々感情的になり収拾がつかなくなる可能性もあります。ファシリテータはそういう事態にならないように論点を明確にしながら議論を進めて行かねばなりません。そのためには言葉の奥にある真意を考えることが必要なのです。

ファシリテーションスキルで重要なもの、それは「発言者の言葉の真意を考える」ということです。
そもそもファシリテータは会議を効果的に進めるために、議論の中身にこだわらず、議論の行方にこだわらねばなりません。会議は、参加者が意見を言うことで物事を決めたり情報を共有したりします。しかし、参加者全員が意見を言うことに一生懸命になると、だんだん議論がずれていって会議の本来の議題から外れていくことが往々にしてあります。また、論点があっちこっちに行ってしまい、非効率な会議になってしまうことも少なくありません。
人間は考え事をし始めると極端に視野が狭くなります。従って意見を言う人が論点を見失ったり次々に替えたりするのはごく当たり前のことなのです。しかしそういう人ばかりの会議では生産性を上げることはできません。なので、ファシリテータは議論のテーマをキープしながら、一定の成果が出るように会議をコントロールせねばなりません。そのためには、発言の真意をつかむということがとても大切なのです。
少し例を挙げて説明しましょう。ある会議で、社内研修の企画をテーマに議論しているとします。
Aさん:「今度の社内研修は、ホテルに宿泊して2日間、集中的にやりましょうよ。」
Bさん:「う~ん、どうかなぁ・・・私は会社の会議室で1日みっちりやれば十分だと思うけどなぁ。」

AさんとBさんとで意見が分かれました。さて、皆さんがファシリテータならこの後、どんな発言をしますか?
「たまにはホテルなんかでやるのもいいよね」
「余りコストをかけたくないので会議室でやる方が現実的かなぁ」
このように、どちらかの意見を支持するような発言をしてしまうかも知れません。
しかし、ファシリテータには議論を効果的に進めるミッションがあります。そのためには発言の真意を捉えて議論を先に進めることを意識せねばなりません。
例えばAさんの「ホテルで2日間」という意見を聞いたら「非日常的な所で、仕事を忘れてしっかりと学ぶべきだと考えているんだな・・・どういう問題意識を持っているのかな?」と考えます。
また、Bさんの「会社の会議室で1日みっちりと」という意見を聞いたときは「こちらはそんなに学ぶことはないという認識のようだな・・・ということは、最初の論点は何のために何を学ぶか、だな。」と考えます。
このように発言の奥にある意図を推測した結果、ファシリテータは「意見が分かれたね。そもそも、この研修で何を学ぶのか、それは何を解決するためか、を整理した方がよさそうだね。」と発言します。すると、論点がより明確になり、密度の濃い議論ができるようになるのです。

人は「何のために」ということを考えずにいきなり「何をするか」を考えてしまうのです。上の例では、AさんもBさんも研修では「何のために何を学ぶのか」ということを言わずにいきなり「ホテルで2日間」など、何をするか、ということを言っています。しかし、物事を判断するには「何のために」などの根拠がないとなかなか決められません。それどころかこのまま「何をするか」ということを論点に議論していけば段々感情的になり収拾がつかなくなる可能性もあります。ファシリテータはそういう事態にならないように論点を明確にしながら議論を進めて行かねばなりません。そのためには言葉の奥にある真意を考えることが必要なのです。