日本話し方センター社長・横田章剛のブログ

2024年7月29日明るい話題を集めよう

 

1.私たちはよくネガティブな話をしてしまう


「あの人、ことある毎に自分の学歴を自慢するんだよね」

「私の上司は、いつも人の話を否定するの。だから、話しにくいの」

「今度の新人、素っ気なくて感じ悪いよね」

私たちは、ともすればこのように、人の悪口や良くない点に目を向けます。

そして、それを口にしてしまいます。

私も正直に言えば、人の悪口を言っている時、ある種の気持ちよさを感じることがあります。

しかし、その話を聞いている人は、どういう思いで聞いているでしょうか。

多分、あまり良い思いで聞いてはいないことが多いのではないでしょうか。


2.話の内容が人間関係を左右する


そればかりではありません。

ネガティブな話や人の悪口を言っている人は、他の人から、

「この人は私のこともネガティブな目で見ているかも知れない。私の悪口を言っているかも知れない」

と思われてしまいます。

その結果、他の人との人間関係が悪い、若しくは、悪くなる可能性があるのです。

では、人間関係を良くする話をするためには、どんな話をすればよいのでしょうか。

それは、『明るい話をする』ことです。

明るい話をする人は、他の人に「物事を明るく考える人だ』という印象を与えます。

そして、他の人から信頼されて、良い関係が築けます。

明るい話をするためには、物事を明るくとらえるとともに、日頃から明るい話題を意識してストックしておくことが肝要です。

以下にその例を示しましょう。


3.明るい話の例


電車には、車椅子の方も乗ってきます。

電車とホームと間には段差がありますので、駅から乗るときも、駅で降りるときも、駅員さんが板を敷いてサポートしています。

10年ほど前、私は名古屋に単身赴任していて、地下鉄桜通線の今池駅から国際センター駅まで通勤で利用していました。

ある日の会社からの帰り、途中の駅で車椅子の男性が乗ってきました。

そして、私が降りる今池駅の一つ手前の車道という駅でその男性が降りました。

車道駅では駅員さんが電車とホームとの間に板を敷いて、男性が降りるのをサポートしていました。

私はその男性が降りるとき、きっとこういうやり取りがあるんだろうな、と何となく想像していました。

駅員さん「はい、どうぞ」

男性「済みません」

しかし、実際の会話は想像とは違うものでした。

駅員さん「お帰りなさい!」

男性「ただいま!」

私はその会話を聞いて、言いようのない清々しさを感じました。

恥ずかしながら、私はこの光景を

男性=『助けられる人』

駅員さん=『助ける人』

と、とらえていました。

しかし、その会話を聞いた途端、自分の間違いに気付かされたのです。

お二人はその地域に一緒に住んでいて、お互いに違う役割を担っている人なのです。

確かに、私が見た場面では、駅員さんはその男性を助けていましたが、男性がしている仕事は、別のところで確実にこの駅員さんの役に立っているはずなのです。

私は当時、この清々しい場面を見て気持ちがとても温かくなりました。


4.日常の中に明るい話題はたくさんある


上の例のように、私たちは日常、実に様々な光景や情報に接しています。

それらの中で、明るいものやポジティブなもの、感動するようなものに意識的に目を向けることで、意識や考え方もポジティブなものになっていきます。

日常の中のそのような物事を集めてストックしておき、スピーチや雑談で話をすれば、聞いている人の気持ちが温かいものになり、話しているあなたに良い印象を持ってくれるでしょう。

まずは、日常の中の明るい話を集めることを意識してください!

 

5.人間関係を良くする話し方を身につけましょう!


人間関係を良くすることは、私たちが幸せに生きていく上でとても重要なことです。

そして、人間関係を良くするためには、それが実現できる話し方を身につけることが必須です。

日本話し方センターの話し方教室では、人間関係をよくする話し方を重視し、それに必要な知識とスキルを身につけていただいています。

その効果は多くの受講生が実感されています。

受講者の声でその実際をご確認ください。

その上で、ぜひご受講ください!
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