2023年11月28日話すのが苦手で言葉が出てこない! その解決法とは?
★言葉が出てこない!
「話したいけど、とっさに言葉が出てこない・・・」
このようなお悩みをお持ちの方は少なくないと思います。
言いたいことがスラスラと言葉にできれば、コミュニケーション能力も確実にアップするでしょう。
では、そのためにはどうしたらいいのでしょうか。
その解決法の一つに、思ったことや考えたことを言葉にする、ということがあります。
★言葉にすることで学びが深まる
皆さんは、学校の先生やセミナー講師が「授業やセミナーを行うと、自分自身がとても勉強になる」と言っているのを聞いたことがありますか?
自分が人に教えているのに、それが自分の勉強になるというのは、一見不思議な感じがします。
しかし、私はこうした経験を数え切れないくらいしています。
そして、この言葉の背景にあるのは、『言葉にすることの効果』だと思っています。
私はセミナーで講師をしながら、自分の話を聞いています。
そして、自分の口から出た言葉に「あっ、そういうことか!」と自ら気付くことがあるのです。
私はセミナーで話す内容について、四六時中、潜在意識の中で考え続けています。
その潜在意識で考えていることが、授業やセミナーで話しているうちに言葉となって表れることがあります。
その時、「あっ! 自分はそういうことを考えていたのか!」「これにはこういう意味があったのか!」と気付くのです。
★祈ることにも意味がある
一方で、皆さんは苦しいことや悲しいことに直面した時、神様や仏様にお祈りしたことがあるでしょう。
私も大きな問題や悩みを抱えていて、その問題を解決したい、その悩みから抜け出したい、と思った時は神様にお祈りします。
具体的に言葉にしてつぶやいています。
その結果、大概の問題や悩みは思った通りに解決できてきたように感じています。
しかし、実際に神様が存在して私を助けてくれたのだとは思っていません。
人は『祈る』時に必ず自分の願望を言葉にします。
この『言葉にする』ことが『祈る』効果の源泉だと思っているのです。
★言葉が行動の原動力になる
祈る時、その言葉は神様に向けて言っていますが、それを自分に言い聞かせている効果があります。
毎日祈れば、その願いが毎日言葉となって自分の頭に残ります。
そうすると、その言葉が自分の顕在意識や潜在意識に働きかけ、願いの実現につながる言動を自然にしているのだと思うのです。
例えば「話し方が上手くなりますように」という祈りを毎日言葉にするとします。
その言葉が顕在意識や潜在意識に働きかけて、話し方上達に関する情報を気に留めるようになります。
「そうか。次の話をする時に少し間をあけるといいのか」
「『老若男女』よりも『老いも若きも、男も女も』の方が言いやすいな」
など。
それらの気付きや学びを実際に試してみることで徐々に話し方は上達していきます。
毎日言葉にして祈っていますので、気付きや学びの実践も継続しやすいでしょう。
このように、言葉にすることで自然とその実現につながるように考えたり行動したりするようになります。
言葉が自らの意識に働きかけて願いを実現させていくのです。
あがり症で上手く話せない、そもそも話しが得意ではない、という人は世の中にたくさんいます。
その原因の一つに、普段から考えていることや見聞きしたことを言葉にしていないということがあります。
従って、口に出さなくてもよいので自分の頭の中で考えていることや見聞きしたことをできるだけ言葉にするとよいでしょう。
例えば、テレビでドラマを見ている時、
「どうしてこの人は相手の問い掛けに答えなかったんだろう」
「自分もこれと同じような気持ちになったことがあるなぁ」
など。
常に頭の中で自分に話しかけるように言葉にしてみるのです。
それを習慣にすれば、話しが苦手、言葉がすぐに出てこない、ということは段々解消されていきます。
自分の話し方に自信が持てれば、あがり症も改善されていきます。
★話し方を学びましょう!
言葉というのは、私たちが普段考えているよりも遙かに大きな影響力があるものです。
日本話し方センターのベーシックコースや2日間集中コースでは、2分間のスピーチの作成、練習を繰り返して行うことで、気持ちや考えを伝わる言葉にしていくトレーニングを行っています。
特にベーシックコースでは、3ヶ月の間、話し方やスピーチについて定期的に考える機会がありますので、確実に話す力、言葉にする力を身につけていただけます。
その効果は多くの受講生が実感していますので、受講者の声でその実際をご確認ください!
そして、ぜひご受講ください!