2020年5月24日アイコンタクトを意識しよう
皆さんは、結婚式のスピーチを頼まれたけれど、当日、あがってしまって上手く話せなかった、という経験はあるでしょうか。
また、職場の様々な場面でのスピーチで、大勢の人を前にして緊張してしまい、しどろもどろになってしまった、という経験をされたことはありませんか。
人前で話すと、実は誰でも緊張します。
あがっていないように見える人は、あがりをうまくコントロールしているのです。
日本話し方センターの話し方教室では、あがりを抑えて(=コントロールして)人前で堂々と話しができるトレーニングを積んでいただくカリキュラムを提供しています。
講義では、あがりを抑える6つのポイントをお伝えしています。
(ここでは6つのポイントを説明しませんのでご容赦ください。)
あがる原因は、人それぞれ異なります。
場慣れしていないからあがる人もいれば、うまく話さないといけない、と自分を追い込んであがってしまう人もいます。
なので、6つのポイントのどれが有効かは人によって異なりますが、受講された方は何れかのポイントを活用しながら、あがりを抑えて話しができるようになっていただいています。
ところで、私は6つのポイント以外にもう一つ、あがりを抑えて話すことに効果がある、と思っていることがあります。
それは、「アイコンタクト」です。
アイコンタクト、という言葉、聞いたことがあるという方もおられると思います。
大勢の前で話す時に、ずっと一点を見つめて話すのではなく、ある人の方を見てひとしきり話し、次に別の人の方を見て話す、というものです。
聞き手の側からすると、話し手が一点を見つめて話しているのはとても不自然な感じがします。
また、自分に語りかけてくれている、という感じがしないため、疎外感を感じてしまいます。
なので、できるだけ多くの聞き手に目線が行くようにして話すと、聞き手に話しを聞いてもらいやすくなります。
一方、先ほど述べたように、話し手側にとってアイコンタクトは、あがりを抑える効果があると思っています。
その理由は主に2つあります。
1つ目は、たくさんの人の目を見なくて済むからです。
人はたくさんの人に見られている、と思うとその無言の圧力に負けてしまい、あがってしまいます。
人の目はそういう意味で恐いものですよね。
しかし、アイコンタクトで、一人の顔を見ながら話せば、たくさんの人の目を少しだけ気にしなくてよくなります。
その人に話しかけるように意識すれば、ある程度、普段の会話と同じような感覚になることもできるでしょう。
そのように意識することで、あがりを抑えることができます。
2つ目は、聞いてくれている人をみることで勇気づけられるからです。
一人ひとりの顔を見る際に、笑顔で聞いてくれていたり、うなずきながら聞いてくれたりしている人を探しましょう。
そして、なるべくそういう人の方を見て話しをするようにします。
笑顔やうなずきは緊張している話し手にとっては、とてもありがたいものです。
ああ、私の話を聞いてくれている、この調子で話をしていいんだ、と勇気づけられます。
なので、できるだけ共感的に聞いてくれている人を選んで、その人の方を見て話すようにすることで、緊張を和らげることができます。
緊急事態宣言が解除された後も、大勢の前で話す機会はあると思います。
そうした際に、ぜひアイコンタクトをしながら話せるよう、今から練習をしてみてはいかがでしょうか。
また、職場の様々な場面でのスピーチで、大勢の人を前にして緊張してしまい、しどろもどろになってしまった、という経験をされたことはありませんか。
人前で話すと、実は誰でも緊張します。
あがっていないように見える人は、あがりをうまくコントロールしているのです。
日本話し方センターの話し方教室では、あがりを抑えて(=コントロールして)人前で堂々と話しができるトレーニングを積んでいただくカリキュラムを提供しています。
講義では、あがりを抑える6つのポイントをお伝えしています。
(ここでは6つのポイントを説明しませんのでご容赦ください。)
あがる原因は、人それぞれ異なります。
場慣れしていないからあがる人もいれば、うまく話さないといけない、と自分を追い込んであがってしまう人もいます。
なので、6つのポイントのどれが有効かは人によって異なりますが、受講された方は何れかのポイントを活用しながら、あがりを抑えて話しができるようになっていただいています。
ところで、私は6つのポイント以外にもう一つ、あがりを抑えて話すことに効果がある、と思っていることがあります。
それは、「アイコンタクト」です。
アイコンタクト、という言葉、聞いたことがあるという方もおられると思います。
大勢の前で話す時に、ずっと一点を見つめて話すのではなく、ある人の方を見てひとしきり話し、次に別の人の方を見て話す、というものです。
聞き手の側からすると、話し手が一点を見つめて話しているのはとても不自然な感じがします。
また、自分に語りかけてくれている、という感じがしないため、疎外感を感じてしまいます。
なので、できるだけ多くの聞き手に目線が行くようにして話すと、聞き手に話しを聞いてもらいやすくなります。
一方、先ほど述べたように、話し手側にとってアイコンタクトは、あがりを抑える効果があると思っています。
その理由は主に2つあります。
1つ目は、たくさんの人の目を見なくて済むからです。
人はたくさんの人に見られている、と思うとその無言の圧力に負けてしまい、あがってしまいます。
人の目はそういう意味で恐いものですよね。
しかし、アイコンタクトで、一人の顔を見ながら話せば、たくさんの人の目を少しだけ気にしなくてよくなります。
その人に話しかけるように意識すれば、ある程度、普段の会話と同じような感覚になることもできるでしょう。
そのように意識することで、あがりを抑えることができます。
2つ目は、聞いてくれている人をみることで勇気づけられるからです。
一人ひとりの顔を見る際に、笑顔で聞いてくれていたり、うなずきながら聞いてくれたりしている人を探しましょう。
そして、なるべくそういう人の方を見て話しをするようにします。
笑顔やうなずきは緊張している話し手にとっては、とてもありがたいものです。
ああ、私の話を聞いてくれている、この調子で話をしていいんだ、と勇気づけられます。
なので、できるだけ共感的に聞いてくれている人を選んで、その人の方を見て話すようにすることで、緊張を和らげることができます。
緊急事態宣言が解除された後も、大勢の前で話す機会はあると思います。
そうした際に、ぜひアイコンタクトをしながら話せるよう、今から練習をしてみてはいかがでしょうか。