成果発表

日本話し方センターのセミナー最後には、受講の成果を発表するカリキュラムがあります。その際の受講の成果発表文の要約をご覧いただけます。

話すことへの自信や、話の組み立て方の向上を実感された受講生が沢山いらっしゃいます。

ベーシックコース 成果発表

音調は、良い人間関係には大切だ

「おはようございます!」
これが、私がこの教室で学んで得たことです。
と言っても、あいさつのことだけを言っているのではありません。
ズバリ「音調」です。

音調とは「心の状態、特に感情が表れた声の調子である」と学びました。
つまり、自分の感情が音調に表れてしまっていることに、
あまりに無神経だったと反省しています。
家内との険悪なムードのきっかけも、音調だったと思います。

夕食後、家内に
「皿洗い、おれがやるから置いておいて」
「いいわよ、私がやるから」
“やるって言っているのになあ…”
「明日の朝の米、何合炊けばいいんだ?」
「私がやるって言っているでしょっ!」
“逆ギレかよ…”

私が家事を手伝うといっているのに、すんなりと受け入れてもらえない。
一体何なんだ?

きっと、私の“やってあげるんだから、少しは感謝しろよ”
という身勝手な思いが音調に表れ、家内に伝わってしまった
のだと思います。

最近は、明るく、高い音調で
「皿洗い、俺がやるから置いておいて」
「いいの?助かるわ」
という会話になってきました。

「親しき仲にも礼儀あり」
どんなに親しい間柄であっても、良い人間関係のためには、
自分のマイナスの感情が相手に伝わらないよう、
明るく、高い音調で伝えることが大切なんだ、ということを
実感し、これから実践していこうと思います。

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