成果発表

日本話し方センターのセミナー最後には、受講の成果を発表するカリキュラムがあります。その際の受講の成果発表文の要約をご覧いただけます。

話すことへの自信や、話の組み立て方の向上を実感された受講生が沢山いらっしゃいます。

ベーシックコース 成果発表

話し方を学んで楽しんでいます

教室に参加してから、人と話すことが楽しくなりました。
楽しいといっても、ゲラゲラ笑ったり、言いたいことを言うのではなく、
話し相手を尊重し、心にブレーキがかかっていたり、
自分自身が恥ずかしくてできなかったことを積極的にしてみようという
意味です。

私は実はかなりの人見知りです。知らない人に気軽に話しかけることも
できません。人付き合いもあまり得意ではありませんでした。

年齢を重ねるごとに少しづずつ、社交的になったような気がしますが、
笑顔で明るく話しかけることには、一抹の不安を感じていました。

ある日の授業の中で気が付いたのです。
“話し方教室で習ったことは実践の場ですぐに使える”と。

本来会話は、片側一方通行ではなく、相手との双方のやりとりがあって、
初めて成立します。恥ずかしくて話しかけられない人にでも、
こちらから先手をうってみる。
にこっと笑って「こんにちは」。
実にシンプルです。

先日、ショッピングモールに買い物に行きました。
レジで男性と女性のスタッフさんが、二人で迎えてくれました。
どうやら男性は新人で女性が上司のようでした。
男性の慣れない動きを見て思わず「研修ですか?」と聞いてみました。
すると女性の方が「実は今日からなんですよ」と教えてくれました。
「こんな素敵な方に仕事を教えていただけて幸せですね。うらやましいです」
と私はいいました。
新人男性の誠実な勤務態度や女性上司の思いやりが伝わり、
うれしいやりとりでした。
笑顔とちょっとした声掛けで一人の買い物もうれしい出来事になりました。

話し方を学んだことで、会話自体がとても楽しくなり、ワクワクします。

私たちには世界中に話し相手がいます。この日本にも1億3千万人。
凄いことです。
こう考えると大げさかもしれませんが、消極的で内気だった私がこんな
考え方をするとは思ってもいませんでした。
うれしい誤算です。

これからも、明るい笑顔を心がけて、どんどん話しかけていきます。
話し方・聴き方がきちんとできることは人間の魅力の一つであることも
わかりました。これからもしっかり身に付けていきます。

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