成果発表

日本話し方センターのセミナー最後には、受講の成果を発表するカリキュラムがあります。その際の受講の成果発表文の要約をご覧いただけます。

話すことへの自信や、話の組み立て方の向上を実感された受講生が沢山いらっしゃいます。

ベーシックコース 成果発表

話したくなるまで練習しよう

私の職場では、毎朝、朝礼があります。社員が順番で3分間程度の
スピーチをします。1か月に1回くらい話をしなければいけません。

自分の番が回ってくる少し前から
「ああ…何を話そうかな…?」
と悩み、話すことをメモに書いていても、当日、いざ、本番になると、
あがってしまい、
「おはようございます。荒木裕子です…あの…」
準備してきたことを、断片的に、つっかえつっかえつなげるだけで、
しどろもどろ話すありさまでした。ですから、話そうとしたことが、
ほとんど伝えられないばかりか、うまく話せないことで、いつも恥ず
かしい思いをしていました。
同僚の中には、堂々と人を引き込む話をする人が何人もいます。
そんな人を心底うらやましいと思っていました。

話すことが苦手というコンプレックスを克服しよう!!
と教室に参加しました。
教室で「何よりも、準備が大切、十分準備をすれば話したくなり、
成功につながる」ということを学びました。
落語家など話し方のプロでも、同じ話を100回練習すると聞きました。

「そうか、始めから上手に話せる人はいないんだ。とにかく練習しよう」
次のスピーチの番には、3日前には話す内容を決め、前の晩には、
30回繰り返し練習してみました。
「あえいうえおあお…」と発声練習も続けました。

当日は以前より落ち着いて、とにかく最後まで、自分のペースで話を
することができました。さらに次の当番の時には、笑顔を加え、
聞いている人に語りかけるように話をすことができました。
同僚も「うん、うん」と相槌を打って聞いてくれる人もいました。
「努力は報われる」と感じた瞬間でした。

「天才は1パーセントの才能と99%の発汗でつくられる」
といわれます。
これからも、練習を重ね、少しでも上達できるように、
話すことが好きになるようにしていきます。

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