成果発表

日本話し方センターのセミナー最後には、受講の成果を発表するカリキュラムがあります。その際の受講の成果発表文の要約をご覧いただけます。

話すことへの自信や、話の組み立て方の向上を実感された受講生が沢山いらっしゃいます。

ベーシックコース 成果発表

褒められて自信が付いた

突然ですが、皆さんは自分の声についてどう思っていますか?
私は自分の声があまり好きではありませんでした。

きっかけは高校の時、家にかかってきた電話です。

「もしもし」
「もしもし、〇〇不動産のものですが、お母様はいらっしゃいますか?」
「いえ、母は不在ですが」
「そうですか。お電話口は息子さんでしょうか?」
「・・・はい」

間違えられました。うちは私と妹の二人姉妹で、息子はいません。
結局訂正できずに電話を切ってしまいました。

それからというもの、電話をするのがなんだか億劫になってしまいました。
たまに電話がかかってきても、対応がおざなりになってしまいます。

高校では放送部に入っていましたが、自信が持てず裏方の仕事ばかりしていました。

ですが、この話し方講座にきて、初めて先生に「声がいい」と褒めてもらいました。
そのことで、少し、自分の声に自信を持つことができました。

それからは会社での電話でも、丁寧に電話ができるようになりました。
すると以前は「もう少し明るくできない?」と言われていた課長から
「最近電話対応上手くなったね」と褒めてもらうことができました。

褒められたことで、自信が付き、自信がついたことでまた褒めてもらうことができ、さらに自信がつきました。

話し方講座では、よい人間関係作りのために、誉め言葉をつかおう、と習いました。
私自身、褒められたことで自信がついたように、これからは自分から誰かを褒めるようにしたい、と思っています。

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