成果発表

日本話し方センターのセミナー最後には、受講の成果を発表するカリキュラムがあります。その際の受講の成果発表文の要約をご覧いただけます。

話すことへの自信や、話の組み立て方の向上を実感された受講生が沢山いらっしゃいます。

ベーシックコース 成果発表

具体的な言葉を使おう

日常生活の中で「あれとって!」や「そこに置いて!」「あれやって!」
などあいまいな言葉で会話をすすめることがあります。

たとえば、母との会話で
「そこの携帯取って」
「どこ?」
「そこの上に置いてあるでしょう」
「えぇ…ないよ」
「テーブルの上に置いてある!」
こんな風に、しなくてもいいケンカになることもあり、結局感謝の言葉も
言わずに会話が終わってしまうことがあります。
また、聞き手が違う場所を見ていたら、いくら同じ言葉で説明しても、
伝わる訳がありません。

家庭内のことならまだ良いかもしれませんが、習慣はクセになるので、
ビジネスや友人に使ってしまうこともあります。

教室で「具体的な言葉を使おう」ということを学びました。
「そこ・あれ」という抽象的な言葉から「○○の上」など、
具体的な言葉にするように努めました。

すると同じ会話でも、
「テーブルの上に携帯が置いてあるから取ってもらえる」
「はい」
「ありがとう」
…自然と感謝の言葉も出るようになりました。

具体的な言葉を使う習慣をクセづけることで、
誰に対してもわかりやすい説明ができるようになります。
聞き手も話を聞きやすくなると感じました。

「自分がして欲しくないことは、他人に対してもしてはいけない」
ということだと改めて思いました。

これからも具体的な言葉を使うことで、
相手の立場に立った言動を心がけようと思います。

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