2020年6月11日あらゆる話で大切なことは「準備」です
このブログでは、オンラインミーティングやWeb会議に関することを度々書いていますが、昨今は、営業の世界もオンラインで行うことが増えてきているようです。
日本話し方センターが所属するアタックスグループには営業コンサル部門があります。
先日、その部門のマネジャーから面白い話を聞きました。
緊急事態宣言発令中、営業マンはお客様への訪問が制限されたため、オンラインで商談をすることがかなり増えました。
そのマネジャーによると、そうしたオンラインの商談で成功する人には、あらかじめ営業のシナリオをしっかり作って商談に臨む、という人が多いとのことです。
逆に、オンライン商談で成果を上げられない人には、場当たり的に御用聞きのような営業スタイルの人、が多いとのことでした。
直接お客様と会って商談するときは、言葉以外に相手が考えていることなどが場の空気の中で感じ取れますので、場当たり的に話を進めるやり方でも、何とか商談を成立させることはできるでしょう。
しかし、オンラインではそうした空気感が極めて希薄なので、その場の流れに任せて商談を進めることは難しい、とのことでした。
要は、事前の準備が商談の成否を決める、ということですね。
この事前準備が大切だ、ということは、あらゆることに共通しますし、話し方においても例外ではありません。
日本話し方センターの話し方教室で、もっとも力を入れてお伝えしていることの一つが、この「準備の大切さ」です。
以前、「あがりを抑える最も効果的な方法は?」というブログでも触れましたように、人前であがらずに話すのに最も効果的なことは、自分が納得できるまで事前準備をすることです。
スピーチなら、原稿を作って声に出して30回以上練習します。
30回というのは目安であり、自分から話したい、と思えるようになるまで練習します。
この準備を行うと、話すことが頭に入ってきますので、自分を安心させることができます。
そして、話せそうだな、という感触が掴めてくると、ほんの少しだけ人前で話すことに前向きになれます。
さらに練習を続けると、話してみたい、という気になってきます。
こうした気持ちになれるまで準備をして人前で話すと、必ず今までより納得できる話し方ができます。
まだまだ上手くいった、というレベルにはなりませんが、そこは以前よりよくなったところに意識を向けるのです。
そしてまた30回以上練習して話をすれば、より納得できる結果が得られます。
この繰り返しで、あがりを抑えながら人に「なるほど」と思ってもらえる話ができるようになります。
やがて、30回まで練習しなくても、人前で堂々と話しができるようになります。
ここまでは、話すことが決まった後の準備について述べましたが、実は、話し方の上達のためには、もう一つ種類の違う準備があります。
それは、日頃から話の材料(=ネタ)を集めておくことです。
これも「外出自粛の中、様々な情報に関心を持ちましょう」というブログに書きましたが、何について話すか、というネタがないと話はできませんね。
話すのが苦手だ、という人は、この話の材料を集めていない人が多いように私は感じています。
日頃から様々なものに注意を向けて、これは話のネタとして使えそうだな、というものをストックしておきます。
その例は、「外出自粛の中、様々な情報に関心を持ちましょう」に少し紹介しましたので、参考にしてみてください。
話し方教室では、上に述べたように事前の準備が大切だ、ということをお伝えしています。
受講生には、実際にスピーチの準備を通して、このことを実感してもらっています。
中には、スピーチだけでなく、上司への報告や社内プレゼンなどでも準備をすれば成功することに気付いて、実践されている方も大勢いらっしゃいます。
ぜひこれまで以上に事前準備を意識してみてください。
日本話し方センターが所属するアタックスグループには営業コンサル部門があります。
先日、その部門のマネジャーから面白い話を聞きました。
緊急事態宣言発令中、営業マンはお客様への訪問が制限されたため、オンラインで商談をすることがかなり増えました。
そのマネジャーによると、そうしたオンラインの商談で成功する人には、あらかじめ営業のシナリオをしっかり作って商談に臨む、という人が多いとのことです。
逆に、オンライン商談で成果を上げられない人には、場当たり的に御用聞きのような営業スタイルの人、が多いとのことでした。
直接お客様と会って商談するときは、言葉以外に相手が考えていることなどが場の空気の中で感じ取れますので、場当たり的に話を進めるやり方でも、何とか商談を成立させることはできるでしょう。
しかし、オンラインではそうした空気感が極めて希薄なので、その場の流れに任せて商談を進めることは難しい、とのことでした。
要は、事前の準備が商談の成否を決める、ということですね。
この事前準備が大切だ、ということは、あらゆることに共通しますし、話し方においても例外ではありません。
日本話し方センターの話し方教室で、もっとも力を入れてお伝えしていることの一つが、この「準備の大切さ」です。
以前、「あがりを抑える最も効果的な方法は?」というブログでも触れましたように、人前であがらずに話すのに最も効果的なことは、自分が納得できるまで事前準備をすることです。
スピーチなら、原稿を作って声に出して30回以上練習します。
30回というのは目安であり、自分から話したい、と思えるようになるまで練習します。
この準備を行うと、話すことが頭に入ってきますので、自分を安心させることができます。
そして、話せそうだな、という感触が掴めてくると、ほんの少しだけ人前で話すことに前向きになれます。
さらに練習を続けると、話してみたい、という気になってきます。
こうした気持ちになれるまで準備をして人前で話すと、必ず今までより納得できる話し方ができます。
まだまだ上手くいった、というレベルにはなりませんが、そこは以前よりよくなったところに意識を向けるのです。
そしてまた30回以上練習して話をすれば、より納得できる結果が得られます。
この繰り返しで、あがりを抑えながら人に「なるほど」と思ってもらえる話ができるようになります。
やがて、30回まで練習しなくても、人前で堂々と話しができるようになります。
ここまでは、話すことが決まった後の準備について述べましたが、実は、話し方の上達のためには、もう一つ種類の違う準備があります。
それは、日頃から話の材料(=ネタ)を集めておくことです。
これも「外出自粛の中、様々な情報に関心を持ちましょう」というブログに書きましたが、何について話すか、というネタがないと話はできませんね。
話すのが苦手だ、という人は、この話の材料を集めていない人が多いように私は感じています。
日頃から様々なものに注意を向けて、これは話のネタとして使えそうだな、というものをストックしておきます。
その例は、「外出自粛の中、様々な情報に関心を持ちましょう」に少し紹介しましたので、参考にしてみてください。
話し方教室では、上に述べたように事前の準備が大切だ、ということをお伝えしています。
受講生には、実際にスピーチの準備を通して、このことを実感してもらっています。
中には、スピーチだけでなく、上司への報告や社内プレゼンなどでも準備をすれば成功することに気付いて、実践されている方も大勢いらっしゃいます。
ぜひこれまで以上に事前準備を意識してみてください。