日本話し方センター社長・横田章剛のブログ(個別記事)

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2019年8月5日コミュニケーションコストを下げよう

職場での意思疎通や、ご近所、親御さん、お子様との会話の中で、なかなかきちんと思っていることが伝わらないなぁ、と感じることはありませんか?

先日、私の職場でこんな風景を見かけました。ある社員が、何度も同じようなことを電話で話しているのです。



Aさん 「Bさんはこの仕事を明後日までに仕上げれば良い、とCさんに言ったそうですが、それでいいですか?」
Bさん 「いやいや、それは明日中だとCさんに言ったよ。もう一度Cさんに確認して。」
Aさん 「あっ、そうなんですか。わかりました。明日中ですね。」

それから暫くして

Aさん 「あっ、Cさん? あの仕事、Bさんに確認したら明日中だって言ってたよ。」
Cさん 「え~ だって私は明後日までって聞いたんですよ。そのつもりで手配もしてしまったし・・・」
Aさん 「そうですか。手配も終わっているなら、仕方ないですね。Bさんに事情を説明しておきますね。」

なぜAさんが、BさんとCさんの間を取り持っているのかはわかりませんでしたが、この電話を横で聞いていて、このやり取りって、コスト高いよな~、と思ってしまいました。

上に簡単にまとめてしまいましたが、実際のAさんの電話は、やり取りの回数がもっと多く、合計で20分くらいかけていました。

始めにBさんとCさんが、お互いの認識をしっかりと確認していれば、こんな無駄なやり取りはなかったし、Aさんも時間を取られなくて済んだはずです。

このように、一つひとつの仕事の指示や受け渡しを丁寧にやっておけば、無駄な確認や調整などしなくてよかったのに、という事象は少なくないように思います。

上の例に限らず、働き方改革が求められている中、こうしたコミュニケーションの食い違いによる時間の無駄遣いは、極力なくしていくべきです。

そのための第一歩は、一人ひとりが、今の話し方、コミュニケーションの取り方には問題がある、と気付くことです。

今のままでいいとは思わないけど、まぁ、いいか、などと思っている限り、絶対に何一つ良くなりません。

「なんで、あの人は私の言うことを理解しないんだ。」と考えるのではなく、「なんで、私はあの人に理解させることができなかったのかな。」と考えるべきです。

話し方教室では、「過去と他人は変えられないが、未来と自分は変えることができる」とお伝えしています。

これは、他人を変えようと思うなら、まず自分が変わらなければならない、ということです。

ご自身の話し方、コミュニケーションの取り方に問題がある、と認識できれば、そして、正しい指導の下、変えるトレーニングをすれば、話し方は必ず変わります。

話し方教室では、そうした成功を経験して卒業される受講生が数多くいらっしゃいます。

まず、ご自身の話し方やコミュニケーションの取り方をぜひ一度、確認してみてください。
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