日本話し方センター社長・横田章剛のブログ

2025年10月4日人前で話すのが怖いあなたへ:自信が持てる話し方、その第一歩は「自分を知る」ことから始まる

 

あなたは、人前で話すことに苦手意識を感じていませんか?


会議でのプレゼンテーション、商談の場での商品説明、面接での自己アピール、地域活動でのスピーチ、あるいは友人や知人との気兼ねない会話でさえも、なぜか胸の奥が締め付けられるような不安を感じたり、手のひらにじっとりとした汗をかいたり、心臓がバクバクと高鳴るのを感じたりしていませんか?


「自分の意見をうまく伝えられない…」


「緊張して言葉が出てこない、頭が真っ白になる…」


「声が震えて、何を言っているか自分でもわからなくなる…」


「早口になってしまい、聞き返されることが多い…」


「視線が定まらず、相手の目を見て話せない…」


「話すたびに、なぜか自信なさげに見られてしまう気がする…」


これらの悩みは、決してあなた一人だけのものではありません。



日本話し方センターには、日々、このような悩みを抱えた多くの方が、まさに「藁にもすがる思い」で門を叩いてくださいます。


彼ら彼女らの多くは、人前で話すことへの強い恐怖心や、自分の話し方に対する深いコンプレックスを抱えています。


この「話すことへの苦手意識」は、単なる「性格」や「才能」の問題として片付けられがちです。


しかし、実は、あなたの仕事のパフォーマンス、人間関係、そして何よりも「自己肯定感」にまで深く影響を及ぼす、深刻な問題なのです。


例えば、


会議で素晴らしいアイデアがあるのに、うまく発言できないことで、あなたの貢献が正当に評価されない。

商談で自信なさげな話し方をしてしまい、相手に不安を与え、本来なら得られたはずの契約を逃してしまう。

面接で緊張のあまり言葉に詰まり、本来の能力や熱意を伝えきれず、不採用という結果に終わってしまう。

初対面の人との会話が弾まず、せっかくの出会いを台無しにしてしまったり、人間関係を深める機会を失ってしまう。

パートナーや家族との大切な会話でも、感情的になったり、言葉が出てこなかったりして、誤解を生んでしまう。

 

「自分は話が下手だから」と諦め、本来のあなたの魅力や能力が、話し方という「見えない壁」のせいで隠されてしまっているとしたら、それは非常にもったいないことです。


しかし、ご安心ください。


この「見えない壁」の正体を理解し、適切なアプローチで向き合えば、誰でも必ずその壁を乗り越えることができます。


そして、その第一歩として、日本話し方センターが何よりも大切にしているのは、「自分を知る」ことです。


なぜなら、多くの人が抱える話し方の問題の根源は、まさにこの「自分を知らない」という点にあるからです。


 

1.なぜ話し方が上達しないのか?最大の落とし穴「自分を知らない」こと


私たちは、自分の顔を毎日鏡で見ます。


自分の声も、普段から耳にしています。


しかし、自分の「話す姿」を客観的に見たことがある人は、驚くほど少ないのではないでしょうか?


日本話し方センターのベーシックコースでは、全12回のうち2回目の講義で、受講生に1分程度の自己紹介をしていただきます。


そして、その様子をビデオに録画し、その場でご本人に見ていただくという時間を設けています。


ほとんどの受講生は、このビデオを見ることに対して、最初は強い抵抗を示します。


「え、私ですか?」


「ちょっと恥ずかしいです…」


「見たくないです」――。


このような言葉が、決まって返ってきます。


それもそのはず、自分の話す姿を初めて見るという経験は、多くの人にとって非常に特別な、そして少しばかり恐ろしい体験だからです。


 

しかし、考えてみてください。


あなたは自分の話す姿を「見たくない」「恥ずかしい」と感じるかもしれません。


でも、あなたの話を聞いている周りの人々は、常にその「あなたの話す姿」しか見ていないのです。


あなたがどんなに内面で葛藤し、緊張していても、彼らに見えるのは、あなたの表情、視線、声のトーン、身振り手振り、そして言葉の選び方、その全てなのです。


つまり、あなたが「見たくない」と感じているその姿こそが、世間に映る「あなたの話し方」そのものなのです。


 

この事実を突きつけられた時、多くの受講生は衝撃を受けます。


そして、この衝撃こそが、話し方改善への大きな一歩となるのです。


なぜなら、何かを改善しようとする時、最も大切なことは「現状を正確に把握すること」だからです。


私たちは、自分が今どこに立っていて、何ができていて、何ができていないのかを知らなければ、どこへ向かって進めば良いのか、どんな努力をすれば良いのかが分かりません。


自分の話す姿を客観的に見ることは、まるで地図と羅針盤を手に入れるようなものです。


漠然とした不安やコンプレックスが、具体的な「改善点」として明確になるのです。


「恥ずかしがっているのは自分だけ」


この言葉は、単なる慰めではありません。


自分の話す姿を自分だけが知らないのは、改善の機会を逃しているという意味で、本当に「もったいない」ことなのです。


 


2.内面と外面のギャップ:驚くべき「本当のあなた」


自分の話す姿を初めてビデオで見た時、受講生の皆さんは実に様々な反応を示します。


これまで自分が抱いていた自己認識と、客観的な事実との間に大きなギャップがあることが明らかになるからです。


ある人は、


「こんなに何度も『え~』と言っていることに初めて気付きました。自分では全く意識していませんでした…」


「早口だという自覚はあったんですけど、まさかこんなに聞き苦しい話し方だとは思わなかったです。息継ぎもできてない…」


「視線がずっと下を向いていて、自信なさげに見えますね。相手の目を見て話しているつもりだったのに…」


と、自分ができていないことを改めて認識し、深く反省するような感想を口にします。


一方で、ポジティブな発見をする人も少なくありません。


「緊張で声が震えていると思っていたんですが、ビデオで見たら意外と落ち着いて聞こえました」


「自分ではあがってしまって、顔がこわばっていると思っていたのに、思ったより表情が硬くなかったです」


「もっと小さな声でモゴモゴ話しているイメージだったんですが、思ったより大きい声で話せていましたね」


「身振り手振りが過剰になっていると思っていたけど、むしろ自然で、話に抑揚がついて聞こえました」


これらの感想が示すのは、まさに「自分で感じている内面と、他の人から見える外面は違う」という事実です。


 

私たちは、自分の内面で起きていること(緊張、不安、焦り)を過剰に意識し、それがそのまま外面に現れていると思い込みがちです。


しかし、実際には、内面の感情が100%外面に現れるわけではありません。


このギャップを知ることは、あなたの話し方に対する自己評価を大きく変えるきっかけになります。


ネガティブなギャップに気づけば、具体的な改善目標が生まれます。


そして、ポジティブなギャップに気づけば、「案外、自分は悪くないんだ」という安心感と、自信へと繋がるのです。


この「本当の自分」との出会いこそが、話し方改善の旅の強力なスタート地点となるのです。


 

 

3.プレッシャーからの解放:完璧を目指さない勇気


多くの人が人前で話すことを苦手とする原因の一つに、「完璧に話さなければならない」という強迫観念があります。


日本話し方センターの講義では、「あがりを克服するスキル」というテーマで、あがり症を抑えて話すための具体的なポイントを6つ解説しています。


その中に、『自意識過剰にならない』というものがあります。


例えば、人前で自己紹介をしている時を想像してみてください。


「私の趣味は読書です」と話そうとしたところ、つい「私は」と言い間違えてしまうことがあります。


そんな時、「すみません、間違えました!」と、わざわざ訂正してしまう人がいます。


これは、用意してきた原稿通りに、あるいは完璧な言葉遣いで話さなければならない、という強すぎるプレッシャーがそうさせてしまうのです。


 

しかし、ここで一度、冷静に考えてみてください。


あなたの話を聞いている人は、本当にあなたのスピーチ原稿を手にし、一字一句間違いないかチェックしながら聞いているでしょうか?


残念ながら、あるいは幸運なことに、答えは「ノー」です。


聞き手は、あなたが思っているほど集中して、あなたの言葉の一つ一つを分析しているわけではありません。


もちろん、あなたの話に関心を持って聞いてはいますが、その頭の中では、様々なことが同時に起こっています。


「今日の晩ご飯は何を食べようかな…」


「この人、盛んに体が揺れていて落ち着きないな、いつもこんな感じなのかな…」


「さっきの会議の件、どうしようかな…」


「このプレゼン、あと何分で終わるんだろう…」


このように、聞き手はあなたの話を聞きながらも、別のことを考えたり、あなたの話し方や態度から受ける印象を漠然と感じ取ったりしているものです。


あなたが多少言葉を間違えたり、言い淀んだりしたとしても、聞き手はそれほど気にしていませんし、そもそも気づいていないことさえあります。


だからこそ、多少違う言葉を言ってしまっても、焦らずに落ち着いて話すことが大切なのです。


このように、「私は」と言ってしまっても、その後に「私は読書が趣味です」と自然に続けることができれば、聞き手はほとんどの場合、あなたが言い間違えたことには気づきません。


完璧を目指すのではなく、「伝わること」を最優先にする。


そして、「多少の失敗は許される」という心の余裕を持つこと。これが、自意識過剰から解放され、リラックスして話すための重要な鍵となります。





4.自己評価の罠:あなたはもっと素晴らしい


「自分は話がヘタだ」


「話している姿がみっともない」


「どうせ私なんか、人前で話すなんて無理だ」


このように、自分の話し方に対して過度に厳しい自己評価を下し、自分を過小評価している話し方教室の受講生は少なくありません。


しかし、これは、先に述べた「自分が思っている姿と実際の見え方は異なる」というギャップによって生じる、大きな誤解であることがほとんどです。


私たちは、自分の内面で感じる不安や緊張を、他人も同じように感じ取っていると思い込みがちです。


そして、その不安が「みっともない姿」として映っているのではないかと、勝手に決めつけてしまうのです。


しかし、実際のところ、他者から見れば、あなたは「普通に話している」ように見えることが多いのです。


鏡に映る自分の顔の欠点が気になっても、他人から見ればそれは個性であり、魅力の一部であるのと同じように、あなたの話し方も、あなたが思うほど「ひどい」ものではないのです。


むしろ、あなたの内面的な葛藤や努力は、聞き手には真摯さや誠実さとして映ることもあります。


自分を過小評価することは、あなたの改善意欲や成長の可能性を自ら摘んでしまうことにつながります。


「どうせ無理だ」と思ってしまえば、新しい学びへの意欲も湧きませんし、努力する気力も失われてしまいます。


しかし、「聞き手はそれほど真剣に私の話を聞いているわけではないし、私の話している様子は自分が思っているほどみっともないとは思っていない」。


この事実を心から理解し、受け入れることができれば、肩の力が抜け、少しリラックスして話せるようになるはずです。


スピーチや話し方に限らず、苦手意識のある分野では、どうしても自分に厳しくなりがちです。


しかし、「案外、自分は悪くない」「もっと良くなる可能性がある」と思えれば、改善への意欲や成長への欲求が自然と湧いてくるものです。


 

過小評価の罠から抜け出し、客観的な視点と少しの自信を持つこと。


それが、苦手な分野でもそのスキルを伸ばし、あなたの可能性を最大限に引き出すための第一歩となるのです。


 

5.日本話し方センターが提供する本質的な解決策:自信と成長へのロードマップ


今回、私たちは「自分を知ること」から始まり、「完璧を目指さない心構え」、そして「過小評価の罠からの脱却」という、あがり症を克服し、自信を持って話すための重要な心の持ち方についてお話ししました。


これらは、単なるテクニックではなく、あなたの話し方を根本から変えるための「土台」となる考え方です。


しかし、これらの心の準備ができたとしても、実際に人前で堂々と話すためには、具体的なスキルと継続的なトレーニングが不可欠です。


そこで、日本話し方センターのベーシックコースが、あなたの力になります。


 

日本話し方センターのベーシックコースの特長:


① 徹底した現状把握と個別フィードバック:


先ほどお話ししたビデオ録画と客観視は、コースの初期段階から繰り返し行われます。ご自身の話し方を客観的に確認することで、漠然とした不安が具体的な課題へと変わり、改善へのモチベーションが明確になります。


② ベテラン講師陣による的確なアドバイス:


長年の指導経験を持つベテラン講師が、受講生一人ひとりのスピーチを丁寧に聞き、できていること(強み)と、さらによくなるためのポイント(課題)を具体的に伝えます。 「声が小さい」という一言ではなく、「もう少し腹式呼吸を意識して、語尾をしっかり伸ばすと、声に安定感が出ますよ」といった、すぐに実践できる具体的なアドバイスが受けられます。


③ 実践と反復による確かな定着:


講義形式だけでなく、実際に人前で話す機会が豊富に用意されています。様々なテーマでのスピーチ練習、ディスカッション、ロールプレイングなどを通して、学んだスキルを「頭で理解する」だけでなく、「体で覚える」ことができます。


④ 少人数制で安心できる環境:


他の受講生も同じような悩みを持つ仲間です。少人数制だからこそ、一人ひとりにきめ細やかな指導が行き届き、失敗を恐れずに挑戦できる、温かく安心できる学習環境が提供されます。


⑤ 「あがり」を味方につける心理的アプローチ:


あがり症を「克服する」というよりは、「コントロールする」「味方につける」という視点で、緊張をプラスに変える心理的なアプローチも学びます。緊張は、あなたの集中力を高め、情熱を伝えるためのエネルギーにもなり得るのです。


 

このアドバイスを聞き、実践的なトレーニングを継続していくと、次第に自分の話し方に自信を持てるようになり、人前で堂々と、そして自然体で話せるようになります。


その効果は、多くの受講生が実感されています。


「仕事のプレゼンで、以前は声が震えていたのに、今では落ち着いて話せるようになりました!」


「苦手だった会議での発言が、積極的にできるようになり、周囲からの評価も上がりました」


「初対面の人との会話が苦痛でしたが、今では話すことが楽しくなりました」


「自分の意見をしっかりと伝えられるようになり、人間関係が大きく改善しました」


このような喜びの声が、私たちの教室に届いています。


ぜひ、当教室のウェブサイトに掲載されている「受講生の声」をご覧ください。


彼らがどのように変化し、どんな自信を手に入れたのか、具体的な体験談があなたの背中を押してくれるはずです。


 

6.一歩踏み出す勇気が、あなたの未来を変える


人前で話すことへの苦手意識は、あなたの人生を制限してしまう大きな要因となり得ます。


しかし、それは決して変えられない「宿命」ではありません。


正しい方法で、一歩一歩着実にトレーニングを積めば、誰でも必ず「話すことの楽しさ」と「自信」を手に入れることができます。


日本話し方センターは、あなたの「話す」を「伝える」に変え、「伝える」を「心を動かす」に変えるお手伝いをいたします。


さあ、今日から、あなたの話し方、そしてあなたの未来を変えるための第一歩を踏み出しませんか?


 

まずは、無料体験教室に参加して、日本話し方センターの雰囲気や指導方法を直接体験してみてください。


【今すぐ行動!】


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あなたの勇気ある一歩を、心よりお待ちしております。


自信を持って、あなたの言葉で、あなたの思いを伝えられるようになる日を、私たち日本話し方センターが全力でサポートいたします。



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