日本話し方センター社長・横田章剛のブログ

2025年9月17日「聞こえない」はもう終わり!あなたの話が劇的に「伝わる」ようになる!

 

「あの人の話は、なぜか聞き取りにくい」


「何度説明しても、どうも理解してもらえない気がする」


「大切なプレゼンなのに、途中で『え?何て言いました?』と聞き返されてしまった」


もしあなたが、こんな経験に心当たりがあるなら、それは「話の内容」以前に、あなたの「話し方」に課題があるのかもしれません。


特に、「話は相手に聞こえてナンボ」


この大原則が守られていないと、どんなに素晴らしい内容も、どんなに情熱的な思いも、相手には届きません。


日本話し方センターには、このような悩みを抱える多くの受講生がいらっしゃいます。


彼らは皆、現状を変えたいという強い思いを胸に、当センターの門を叩きます。


そして、受講後、彼らは口を揃えてこう言います。


・「職場で聞き返されることがなくなり、自信を持って話せるようになりました!」

・「お客様との商談がスムーズに進むようになり、契約件数も増えました!」

・「家族や友人との会話で、自分の気持ちがきちんと伝わる喜びを感じています!」

 

これは決して特別なことではありません。


あなたの話し方も、必ず変わることができます。


なぜなら、聞き取りやすい話し方には、明確な「法則」と「トレーニング方法」が存在するからです。


 

このブログでは、「話が聞こえる」ことの重要性を徹底的に掘り下げ、なぜあなたの話が聞き取られにくいのか、そしてそれをどのように改善できるのかを、具体的な事例を交えながら詳しく解説していきます。


読み終える頃には、あなたの話し方に対する認識がガラッと変わり、新しい自分への第一歩を踏み出す勇気が湧いてくることでしょう。



1.あなたの話、本当に「聞こえて」いますか?


私たちは普段、話す内容や、どうすれば相手に「伝わる」か、という点に意識が向きがちです。


しかし、実はその前に、もっと根本的な問題が存在します。


それは、あなたの話が物理的に相手に「聞こえているか」という点です。


考えてみてください。


どんなに素晴らしいアイデアも、どんなに感動的なエピソードも、相手があなたの言葉をきちんと聞き取れなければ、そこに意味は生まれません。


・話すスピードが早すぎる

・発音が曖昧で、単語が聞き取れない

・声が小さすぎる、またはこもっている

・語尾が不明瞭で、何を言いたいのか分からない

 

これらは全て、あなたの話が「聞こえない」原因となり得ます。


そして、この「聞こえない」という壁は、コミュニケーションにおいて致命的な問題を引き起こします。


 

相手は、あなたの言っていることを聞き取れて初めて、「わかる」「わからない」という判断を下すことができます。


もし言葉がきちんと聞き取れない場合、そもそも相手はこの判断すらできません。


結果として、


「もう一度言っていただけますか?」


「え?何ておっしゃいました?」


といった聞き返しが多発し、会話の流れは寸断され、話の内容への集中力も途切れてしまいます。


ビジネスシーンを想像してみてください。


重要な会議で、あなたが提案した内容が聞き取られなかったら?


顧客へのプレゼンテーションで、商品名や価格が不明瞭だったら?


上司への報告で、結論が聞き取れず、何度も質問されたら?


あなたの話は「伝わらない」だけでなく、「聞いてもらえない」という状況に陥り、貴重なビジネスチャンスを逃したり、あなたの評価を著しく下げてしまうことにも繋がりかねません。


 

プライベートでも同様です。


友人との会話で、あなたの話がいつも聞き返されるとしたら?


大切なパートナーに、心からの感謝を伝えたいのに、言葉が聞き取ってもらえなかったら?


「聞こえない」話し方は、相手にストレスを与え、あなたの印象を悪くし、人間関係にも少なからず影響を及ぼします。


私たちは日頃、話す内容には意識を向けますが、発音の仕方にはさほど注意を払いません。


しかし、実際には、相手が聞き取れないような発音をする人が、驚くほど多く存在するのが現実なのです。


 

2.「エス」って何?~発音が曖昧な人が陥る、コミュニケーションの落とし穴~


日本話し方センターのベーシックコースでは、毎回、受講生によるスピーチ実習を行います。


受講開始間もない頃、多くの受講生の改善点の一つが、まさに「言葉をハッキリと発音する」ことです。


先日、ベーシックコースを受講されていたKさんのスピーチは、まさに「聞こえない話し方」が引き起こすコミュニケーションの落とし穴を象徴する出来事でした。


 

Kさんは30代の会社員で、普段から「自分の話が聞き取りにくいと言われることがある」という悩みを抱えていました。


特に、早口になりがちで、活舌もあまり良くないという自覚があったそうです。


その日のスピーチ実習で、Kさんは週末の出来事を語りました。


その中に、「この間、友達とエスに行きました」という一節がありました。


私はその一節を聞いて、「『エス』? 『エス』って何だろう?」と、瞬時に頭の中で疑問符が浮かびました。


「何か特別な施設だろうか?」などと、あれこれ考えている間、Kさんのスピーチは、耳に入って来ませんでした。


私の意識は、完全に「エス」という謎の単語に奪われてしまったのです。


スピーチ後、Kさんに「『エス』ってなんですか?」と確認しました。


すると、Kさんは、音楽イベントなどを指す「フェスティバル」を略した「フェス」と言ったことがわかりました。


「フェス」と「エス」。


聞き手にとっては全く異なる意味を持つ言葉です。


このスピーチは、Kさんがその「フェス」で体験したことのお話でした。


つまり、「どこに行ったのか」という場所が、話の全体像を理解する上で非常に重要なキーワードだったのです。


その大切な「フェス」という単語を、聞き手が聞き取れていなかったのは、とても勿体ないことですよね。


 

Kさんのように、滑舌が悪く、さらに早口である場合、言葉の音が混ざり合ってしまい、聞き手は推測しながら話を聞くことになります。


これは聞き手にとって非常に大きな負担となり、結果として「疲れる」「集中できない」「誤解する」といった事態を招きます。


このケースは、話が「聞こえない」ことで、相手との間に「理解の溝」が生まれてしまうという、コミュニケーションの根本的な課題を浮き彫りにしています。



3.プロが教える!あなたの話が劇的に「聞こえる」ようになる3つのルール


Kさんの事例のように、大切な言葉を聞き取ってもらえないという問題は、適切なトレーニングによって必ず改善できます。


日本話し方センターでは、受講生一人ひとりの課題に合わせ、実践的な指導を行っていますが、ここでは特に重要な3つのポイントをご紹介します。


 
ルール1:聞き取りにくい言葉は「置き換える」

世の中には、発音しにくく、結果として聞き取りにくい言葉が存在します。


Kさんの例で言えば「フェス」もその一つです。


「フ」という音は、日本語の特性上、口の動きが小さくなりがちで、弱く聞こえやすい傾向があります。


特に早口で話すと、さらに聞き取りづらくなります。


このような聞き取りにくい言葉は、聞き取りやすい言葉に置き換えることをお勧めします。


例えば、「フェス」であれば、


「ジャズフェスティバル」

「ロックコンサート」

「音楽イベント」

「バンドコンテスト」

「〇〇というイベント」

 

など、より具体的な言葉や、一般的な表現に言い換えることができます。


「えっ? でも、略語の方がスマートじゃないですか?」


そう思われるかもしれません。


しかし、コミュニケーションの本質は「伝わること」です。


スマートさよりも、確実に伝わることの方が、はるかに価値があります。


聞き取りやすい言葉は、同時に話しやすい言葉でもあります。


口の形が作りやすく、舌の動きもスムーズになるため、ハッキリと発音しやすくなるというメリットもあります。


この「置き換え」は、語彙力や表現力の向上にも繋がり、あなたの話し方をより豊かに、そして明瞭なものにしてくれるでしょう。


 
ルール2:大切な言葉は「間」を置いて「ゆっくり」発音する

会話において「間」は、単なる沈黙ではありません。


それは、聞き手の理解を促し、話に緩急を与え、言葉に命を吹き込みます。


特に、話の中で強調したい重要な単語や、聞き取りにくい可能性のある言葉の前後に、意識的に少し「間」を置くことで、その言葉を際立たせ、聞き手に確実に届けることができます。


Kさんの「フェス」の例で考えてみましょう。


もしKさんが、


「この間、友達と…(少し間)…フ ェ ス…(少し間)…に行きました」


というように話していたらどうだったでしょうか。


 

「フェス」という言葉の前に少し間を置く

聞き手は「次に何が来るんだろう?」と注意を向け、言葉を聞く準備ができます。

「フェス」をゆっくりと、普段より少し大きめの声で、口をしっかり開けて発音する

一つ一つの音を丁寧に発することで、聞き手は言葉を正確に捉えやすくなります。

発音した後、また少し間を置いて、次の言葉を話す

聞き手は、聞き取った「フェス」という情報を理解する時間を確保できます。

 

この「間」と「緩急」のテクニックは、聞き手の脳に優しい話し方と言えます。


脳は、新しい情報を処理するのにわずかな時間を必要とします。


間があることで、聞き手は焦らず、落ち着いてあなたの言葉を受け止めることができるのです。


さらに、ゆっくりと話すことは、あなた自身にとってもメリットがあります。


・呼吸が安定し、声が震えにくくなる

・思考が整理され、次の言葉を選びやすくなる

・落ち着いた印象を与え、自信があるように見える

 

焦って早口になるほど、言葉は聞き取りにくくなり、あなたの緊張も増します。


意識的に「間」を取り、「ゆっくり」話す訓練は、話し方の技術向上だけでなく、あなたの精神的な安定にも繋がる、非常に効果的な方法なのです。


 
ルール3:滑舌は「筋トレ」!明瞭な発音で信頼を勝ち取る~プロフェッショナルな声の作り方~

「私、滑舌が悪いから・・・」と諦めていませんか?


滑舌は遺伝や生まれつきのものではありません。


多くの場合、口周りの筋肉の使い方が原因であり、トレーニングによって格段に改善できるものなのです。


スポーツ選手が体幹を鍛えるように、話し手も「口の筋肉」を鍛えることで、明瞭な発音を手に入れることができます。


日本人が一般的に滑舌が悪いと言われる理由は、主に次の2つが挙げられます。


 

理由1:口をきちんと開けていない:


日本語は、英語や他の言語に比べて、口を大きく開けなくても話せてしまう言語です。


そのため、普段から口周りの筋肉を使わず、ぼそぼそと話す癖がついている人が少なくありません。


例えば、「あ」を発音するとき、口を縦に大きく開いていますか?

「い」を発音するとき、口の端をしっかりと横に引いていますか?

「う」を発音するとき、口を突き出すようにすぼめていますか?

これらの口の形をきちんと作らないまま発音すると、歯切れが悪く、あいまいな音になってしまいます。


ベーシックコースでは、この口の形を意識的に作り、口周りの筋肉を鍛えるための「口の体操」を徹底的に行います。


これは、顔の筋肉をほぐし、発音に必要な可動域を広げるための、非常に効果的なトレーニングです。


家で毎日続けることで、あなたの滑舌は格段によくなっていくでしょう。


 

理由2:子音の発音が弱い :


日本語は母音が強く、子音が弱く聞こえる傾向があります。


先述のKさんの「フェス」の例でも、「フ」の「F」の発音が弱かったために、私が聞き間違ったように「エス」と聞こえてしまったのです。


子音がハッキリしないと、言葉の輪郭がぼやけてしまい、聞き手は音の断片から意味を推測しなければならなくなります。


特に、タ行、カ行、サ行、ラ行など、舌の動きが重要な子音の発音は、意識的なトレーニングが必要です。


滑舌が悪い人の話は、聞き手にとって「疲れる」ものです。


なぜなら、聞き手は聞こえない部分を常に推測しながら聞かなければならないからです。


人に気持ちよく話を聞いてもらうためには、滑舌をよくすることが非常に大切です。


明瞭な発音は、あなたの言葉に説得力と信頼感を与え、聞き手との間にスムーズなコミュニケーションを築くための強力な武器となるでしょう。



4.Kさんの劇的な変化、そしてあなたの未来への扉


Kさんは、この3つのルールを実践し、トレーニングを継続しました。


特に、毎日の「口の体操」を励行し、スピーチ実習では、講師からのアドバイスを素直に受け入れ、「間」を意識し、ゆっくりと話す訓練を繰り返しました。


その結果、コースを修了する頃には、以前とは見違えるほどハッキリと明瞭な話し方になっていました。


「職場でも聞き返されることがなくなりました!」


「お客様との会話で、以前よりも自信を持って話せるようになりました!」


Kさんは、喜びと自信に満ちた笑顔で、そう話してくれました。


 

「聞き返されることがなくなる」という変化は、単に話し方の技術が向上しただけではありません。


それは、Kさんの仕事の効率を上げ、周囲からの信頼を獲得し、何よりもKさん自身の自信を大きく高めたことを意味します。


もしあなたが、今、「今、何て言ったの?」と聞き返されることが多いと感じているなら、このブログで述べた3つのルールをぜひ実践してみてください。


きっと、聞き返される回数が劇的に減り、あなたの言葉が、より確実に相手に届くようになるはずです。


そして、その変化は、あなたの仕事、人間関係、そして人生そのものに、計り知れない良い影響をもたらすことでしょう。


 

5.日本話し方センターが「聞こえる話し方」をあなたに約束する理由


「頭では理解できたけど、一人で実践するのは難しい」


「本当に自分でも変われるのだろうか」


そう不安に感じているあなたも、ご安心ください。


日本話し方センターは、あなたの「変わりたい」という強い思いを、確かな「できる」に変える場所です。


当センターのベーシックコース2日間集中コースでは、このブログで紹介した「聞こえる話し方」のポイントを、単なる座学で終わらせません。


徹底した実践と、プロ講師による個別フィードバックを通じて、あなたの身体と心に深く刻み込んでいきます。


 
実践重視のカリキュラムで「体で覚える」

当センターのコースは、座学よりも実践を重視しています。


毎週、人前でスピーチする機会を設けることで、あなたは「場慣れ」し、実際のコミュニケーションで役立つスキルを「体で覚える」ことができます。


「口の体操」や発声練習も、ただ行うだけでなく、なぜそれが効果的なのかを理解しながら、継続的に取り組めるようサポートします。


 
経験豊富なプロ講師陣による「個別最適化された指導」

当センターの講師陣は、長年の指導経験を持つ「話し方のプロフェッショナル」です。


あなたの話し方の癖、声の特徴、そして抱えている具体的な悩みや目標を深く理解し、一人ひとりに合わせたきめ細やかなアドバイスを提供します。


「あなたの発音の弱点はここです」


「この言葉は、こう言い換えるとより伝わりますよ」


「もう少し『間』を取ってみましょう」


マンツーマンに近い指導で、あなたの成長を力強く後押しします。


 
安心できる学習環境と「仲間」の存在

同じ目標を持つ仲間たちと共に学ぶ環境は、あなたのモチベーションを維持し、成長を加速させます。


教室は、失敗を恐れずに挑戦できる「安全な場所」です。


仲間からのポジティブなフィードバックは、あなたの自信を育み、何よりも「一人じゃない」という安心感を与えてくれます。


講師のアドバイスを素直に受け入れ、熱心に訓練を重ねた方は、例外なく発声が良くなり、「聞き返されることも少なくなった」と実感されています。


 

6.もう「聞こえない」で損をしない!今すぐ行動して、新しい自分に出会う


あなたの「声」は、あなたの「個性」であり、あなたの「メッセージ」そのものです。


その声が、聞き取りにくいために正しく届かないとしたら、それはあまりにももったいないことです。


「聞き取りやすい話し方」を身につけることは、単なる技術習得ではありません。


それは、あなたのコミュニケーション能力を飛躍的に向上させ、人間関係を円滑にし、ビジネスでの成功を掴み、そして何よりも、あなた自身の自信と自己肯定感を高めるための、「人生を変える投資」なのです。


このブログを読んだ今が、あなたのターニングポイントです。


長年の課題であった「聞き取りにくい話し方」を克服し、あなたの言葉が確実に相手に届く、自信に満ちた新しい自分に出会いませんか?


日本話し方センターは、あなたの「変わりたい」という一歩を、心から応援し、全力でサポートすることをお約束します。


まずは、無料体験教室にご参加ください。


当センターの温かい雰囲気、そして何よりも「あなたも変われる」という確かな手応えを感じていただけることでしょう。


【今すぐ行動するあなたへ】 あなたの「声」が、あなたの「未来」を拓きます。


 

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私たちは、あなたが自信を持って輝く未来を、心から応援しています!

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