話の内容より表情や態度が大事だ
私は話下手を克服しようと、こちらの教室に通い始めました。
この3か月間で強く印象に残っていることは、『話の内容より表情や態度が大事だ』ということでした。
ある日の授業で、スピーチの表現力は表情や態度が55%もあることを知りました。その次が声の調子で38%、自分が一番重きを置いていた話の内容は7%にすぎませんでした。
これは私の中でスピーチの概念が大きく崩れる出来事でした。
この講義の後、最初に行った自己紹介の動画を再度チェックしました。とてもひどいものでした。
まるで「腹話術師か?」と思うくらい口がまったく動いていないのです。
そして「もっと高い声を出すように」というアドバイスももらいました。
確かにどれだけ内容を充実させても、ボソボソと話していたのではその良さが伝わりません。
そこで私は、毎日お風呂に入りながら口の体操と早口言葉の練習をしました。
そして、課題スピーチの練習は全身が映る鏡の前でしました。
まずは口角を上げて、照れ屋の自分では考えられないくらいのオーバーな表情を作りました。
活舌が悪いという劣等感はどこかに置いといて、高い声を意識するようにしました。
また、スピーチをして上手く口が回らない言葉は、話しやすい言葉に置き換えて話すようにしました。
授業でスピーチをしている時は、自分の姿を動画に撮り、話す表情や態度をチェックしました。
それらを意識することで以前よりは、スピーチのパフォーマンスがよくなってきています。
将来的に、人の心を動かすような話し方ができるようになればそれは一生の財産だと思います。
私はこれからも人前で出る際は、話す態度や表情に気を配りながら話します。