5年ほど前から人前で話をすることが増えてきましたが、何度か失敗するうちにだんだんとスピーチが嫌いになっていました。
一番ひどかったのは、マイクの前に立ったとたん全部忘れて一言も言葉が出なくなった経験です。
汗びっしょりで目の中に汗が入ってくるほどでした。

そこで、スピーチの本を何冊か買って独学で勉強しましたが、全く上達しませんでした。
勉強しても上達しないなら「もう、スピーチはお断り!」と開き直って断り続けていました。

しかしあるとき、毎回断ってばかりでは情けないなと、話し方教室へ通い始めました。
そんなある日、社員の結婚披露宴の主賓としてスピーチを頼まれたのです。
「よーし、教室で勉強した成果を出すぞ!」と、1日1時間、空いている時間を使い、毎日繰り返し練習しました。
いよいよ本番の当日、スピーチを終えると「いいお話でしたねー、ありがとうございました!」今までは考えられなかったコメントが飛んできました。

繰り返し練習することは、丸暗記をするためではなく理解するためだったんだ。
自分だってやればできる! 人前で話をすることに充実感を覚えました。