年に2回、100人くらいが集まる本部会議でのことです。
「山田、これどう思う?」
「えっ! え~っと・・・」
「ん~、じゃぁ、小和田!」
この瞬間、(あ~、言えなかった。今年の評価終わった・・・)と、1週間はブルーになります。
後で整理をすれば言いたいことがあったのに、その場でうまく言葉にできず、悔しい思いを繰り返してきました。
この悔しさを何とかしたいと思い、この講座に参加しました。

「話のテクニックってなんだろう?」
すると教室で、「普段から物事をぼ~っと見ないこと。問題意識が自分の意見になり、それが話の材料になります。」
「テクニックというより、私は自分の意見が整理できていなかったんだなぁ。じゃぁ、普段ぼんやりと考えていたことを整理してみよう。」

実は、最近、仕事で乗り気ではないプロジェクトがありました。
「やりがいはあるはずなのに、なぜだろう?」
・・・・・・
「そうだ。上司と考えが違うからだ。」

そんな中、部長と副部長との会議がありました。
「進捗はどう?」
「はい。何とか進めています。あの、実は、いろいろ考えたのですが、自分としてはこういう方向で進めた方が良いのでは、思っているのですが。」
自分の考えがまとまっていたので、自信を持って話すことができました。
「あー、なるほどね。ありがとう。山田さんて、結構中身は熱いね。」
理解いただけたことと、意外な感想にうれしく思いました。

それ以来、上司から
「忙しそうだね。」
「あの件は順調?」
などと、声をかけられる機会が増えました。
「反対意見でも、自分の考えを伝えてよかった。上司との距離が近くなったし、一歩進めた気がする。自分の意見を伝えるって、本当に大切だな。」

今回は、大勢の前ではありませんでしたが、いずれは、大勢の前でも自分の意見をしっかりと話せるようになりたいと思います。