「例のあの件どうなった?」
「はい、言われた通りに原料を持って商品化したのですが、予算が合わず原料を高値で買い取らせていただくことにしました。」
「ん? 真田、何が言いたいんだ? もっとわかりやすく話してくれ!」
(そんなこと言われても、どうすればいいんだろう)
と思い、話し方教室に通うことに決めました。

授業が進むにつれ、「自分の意見をもっと出した方が良いよ」とアドバイスをもらいました。
しかし、「自分の意見とはどういう意味なのだろう。」
今一つピンと来ません。
インターネットで調べてみると、「意見は、問題やテーマに対しての自分の考えである」とありました。
(なるほど! 話している人が何を話したいのか考えながら話を聞けば良いのか)

朝礼で社長や常務が話をしました。
(いろんな例え話が長々と続いているけれど、結局言いたい事は、冒頭の、きちんとした情報を集めて商談につなげて欲しい、ということなのだろうな)
教室で学んだことを実践したことで、話を要約して聞くことができるようになりました。

そして会議でのことです。
「真田君、この商品についてどう思う?」
「この商品は冷凍食品で長期保存ができ、またカットされていて利便性があります。
しかし、1回開けてしまったら使い切らなくてはいけない点は改善の余地があります。
食品加工の袋をジップロックのようにすれば、よりこまめに使うことができ、お客様が使いやすくなります。」
参加している人が、私の話を聞いてうなずいていました。
(皆さんが納得してくれているのだなぁ。気持ちいいなー。)

この経験から、人前で話すことに抵抗がなくなっていることが実感できました。
今後は相手が話しているときは何が言いたいのか考えながら話を聞くこと、そして、自分が話をするときは、自分が言いたいことを整理してから話すことを意識していきます。