2月に部内会議があり、私は発表することになっていました。
もともと発表が苦手な私は気が重く、それでも発表前に原稿は作成しました。

「岩本さん発表の練習はしなくていいんですか?」
「原稿作ったんだからいいだろう、苦しくなったら読めばいいから」
私は原稿を作っただけですっかり安心していました。

そして会議が始まります。他の発表者はみんな上手で、しかも10分前後できっちりと仕上げました。

「自分もあんなに上手く話せるだろうか」
「緊張して上手く話せなかったらどうしよう」
そんな不安に体中が支配されていくのを感じました。

そして私の番。
声は震えて上ずった状態で早口、全く自分でコントロールできない状態。
しかも規定の10分を大幅に超過してしまいました。

話を終えた後、心臓がバクバクで額に汗が出ていました。
「こんな経験はもうしたくない」
そう思ってこの教室に通うことを決めました。

教室で学んだことは、「準備は十分に行う」、「他人と比較しない」そして「スピーチは30回練習する」です。
事前に30回スピーチ練習を実践したところ、口を大きく開けて、自信をもって話すことが出来るようになりました。

私は話し方は才能や教育環境がないと上達しないものだと勝手に思い込んでいました。
しかし、それは違いました。
私がこれまで経験してきたゴルフやテニスのように、スピーチもまた練習によって上達するものだ、ということがよく分かりました。

私はこれからもスピーチはもちろん何事も練習することで苦手意識を克服していきます。