目次
1.話す時の大原則
面談や雑談、会議での発言、朝の挨拶など、場面を問わず、話す際にとても大切なことがあります。
それは、聞いている人の顔を見て話す、ということです。
特に人前でスピーチをしている時は、聞いている人の顔を見ないで話すと、聞いている人は自分たちに向かって話しているように思えません。
その結果、話を聞こうという意欲が薄れてしまいます。
ぜひどんな場合でも、聞いている相手の顔を見ながら話をしていただきたいです。

話す時だけでなく、挨拶をする時もぜひ相手の顔を見ながらしてください。
朝、職場で「おはようございま~す」と誰を見るともなく挨拶をするのが一般的な光景です。
しかし、本来、挨拶は相手に対して好意と敬意を示す行為です。
「あなたと良い関係でいたいと思っていますよ」
「あなたがいてくれてありがたいと思っていますよ」
そうした思いを示す行為です。
その思いを伝えるためには、相手の顔を見てするのが大前提です。
ぜひ挨拶も相手の顔を見ながら行ってください。
さて、話す場面のことに話を戻しましょう。
人前で話すとあがってしまうという、いわゆるあがり症の人は、聞いている人の目が恐いので、なかなか顔を見ながら話すことができません。
あがりながらも一所懸命に話しているのに、聞いている人の顔を見ないと、話を聞いてもらえないかも知れません。
勿体ないですね。
できれば、あがっていても聞いている人の顔を見ることができるようにしたいものです。
それには、次の2つのことを実行していただきたいと思います。
2.原稿を見ながら話さない
1つ目は、原稿を見ながら話をしない、ということです。
会社や学校の行事での来賓のあいさつ、結婚式での来賓の祝辞などでは、かなりの人が原稿を読み上げています。
その姿を見て、立派だな、と思う人は少ないでしょう。
ベーシックコースや2日間集中コースでも、スピーチ実習で原稿を見ながら話す人がいます。
そうした時、講師は必ず次のようなアドバイスをします。
「あがり症の人は人前で話すと突然話が飛ぶこともあるので、スピーチ原稿は手元に持っておいた方がいいです。
次に話すことがわからなくなった時は原稿を見て構いません。
しかし、原稿を見たまま話をしないでください。
話す内容を確認したら、聞き手の方に目を向けてから話しを続けてください」
原稿を見たまま話すと、自信がないように見える、口調も棒読みになるなど様々なマイナス要素があります。
何よりも書いてあるものを読んでいるのでは、聞いている人は話している人の意思を感じることが出来ません。
話しをするということは自分の考えや意思を伝える行為です。
原稿を確認したら、顔を上げ、聞いている人の方を見て話すことを心がけてください。

3.事前に声に出して練習する
2つ目は、人前で話す前に、声に出して何度も練習することです。
原稿から目を上げて話してください、とアドバイスすると、このようなことを仰る受講生がいます。
「でも話すことは原稿に書いてあるので、それを見ないと話せないんです」
スピーチをする際、原稿に書いてあることを一字一句間違いなく話すことが大事だと思っている人がいます。
しかし、私はそれは大事なことではないと考えています。
スピーチでは、自分の言いたいことを相手に伝えることが大切です。
そのためには、原稿に書いたことを正確に話すよりも、聞いている人に伝わるように話す方がはるかに大切なのです。
従って、話す前には原稿を完成させるのではなく、話す内容の骨子と要点をしっかり作って、声に出して話す練習をすることが肝要です。
一字一句書いた原稿がなくても自分の言いたいことは言えるまで、声に出して練習してください。
それでも本番で話が飛んでしまうことがあるので、要点を書いたメモは手元に置いておくべきです。
手元のメモを見れば次に話すことは確認できます。
「ああ、こういうことを話すんだった」と確認できたら、原稿から目を上げて、聞き手の方をしっかりと見て、堂々と話しを続けましょう。
話は、言葉以上に、見た目がとても大切です。
まず話す態度がしっかりしていないと、この人の話を聞こう、とは思ってもらえません。
そのためには、しっかりと事前準備をする、スピーチの際には原稿から目を離して話すということを心がけてください。

4.話し方を学びましょう!
今回は説得力のある話をするために、聞いている人の顔を見て話しましょう、ということを述べました。
このスキルを身につけるためには、それなりにトレーニングをする必要があります。
ベーシックコースや2日間集中コースでは、話し方の専門家である講師が、受講生お一人おひとりの特徴に合わせたアドバイスをしながら、あがり症を克服して人前で堂々と話せるようになるご指導をしています。
ベーシックコースでは3ヶ月かけてじっくりとスキルを身につけていただきます。
また、2日間集中コースでは、集中的に話す練習をすることで短期間で効果的に話すコツを修得いただけます。
その成果は多くの受講生が実感しています。
ぜひ受講者の声をご一読の上、ご受講ください!