目次
1.人間関係は私たちの幸せにとって大事なもの
あなたと周りの人との人間関係は良好ですか?
できれば、周りの人と仲良くしたいものですね。
しかし、人間関係は私たちが思っている以上に、私たちの人生にとって大切なものなのです。
米国のハーバード大学が実に75年かけて「何が人を幸せにするのか?」という研究を行いました。
多くの人の人生を膨大な時間をかけて追跡調査したのです。
その結果、得られた結論は
「人の幸せにとって最も重要な要素は『人間関係』である」
というものでした。
また、大ベストセラーとなった「嫌われる勇気」には
「すべての悩みは『対人関係』に関する悩みである」
という一節があります。
確かに、私たちの日常を振り返ってみると、
- 「あの人からひどいことを言われた」
- 「お客様から難題を突きつけられている」
- 「夫と家の購入に関して意見が合わない」
など、悩ましい問題はすべて人間関係が原因です。
このように人間関係は、人の幸福度と密接な相関関係があります。
人間関係が良くなればなるほど、幸せだという気持ちも高まるのです。
そして、この人間関係を良くするにはコミュニケーション能力を向上させることが絶対に必要なのです。

2.人間関係を良くする上で大切なことは『話の聞き方』
では、人間関係を良くするためには、どういうことに気を付ければ良いのでしょうか。
私たちは人とコミュニケーションを取りながら生活しています。
従って、コミュニケーションの取り方をより良くすれば、人間関係もより良くなります。
その中でも、私か常々大切だと思っていることは、『話の聞き方』です。
人は、自分の話を笑顔でうなずきながら聞いてくれる人に、100%、好感を持ちます。
そして、逆の立場になった場合、その人の話をきちんと聞こうとします。
『話の聞き方』一つで、人間関係は驚くほど良くなるのです。
しかし、単にうなずいて聞くだけでなく、もう少し相手の立場に立った聞き方をすれば、更に人間関係を良くすることができます。

3.話し上手は聞き上手
話し方の本を読むと『話し上手は聞き上手』という言葉を目にします。
この言葉について、私は次のように解釈しています。
相手に好かれるコミュニケーションを取るためには、お互いの話に納得、共感することが大前提です。
そのためには、話す人は相手が考えていることや感じていることに沿って話をしなければなりません。
つまり、聞き手の感情や思考をつかんで、それに沿って話をすることが肝要です。
そうすることで、相手は自分の話をきちんと聞いてくれるあなたに好感を持ちます。
また、その後のあなたの話に喜んで耳を傾けるのです。
このことを、例を示して解説します。
①実は相手の話をきちんと聞いていない例
A:「この間、ディズニーランドに家族と行ってきたんだよ」
B:「ディズニーランドか! いいね~。でも、人が一杯でとても混んで込んでたんじゃない?」
A:「そうなんだよ。特に外国からきた人が多かったな~」
B:「ああ、やっぱりね~。この頃はどこに行っても人が多いよね。最近は通勤電車もメチャクチャ混んでるし」
A:「そうそう、すっかりコロナ前に戻ったね」
上の例では、一見、二人の会話は噛み合っていているように思えます。
しかし、実は、Aさんはディズニーランドで娘さん二人が大喜びしてはしゃいだ姿がかわいくて仕方がなかった、という話しをしたかったとしたら、どうでしょうか?
Bさんが人が多い話をしてしまったために、Aさんは本来話したかった娘さん達の話ができていません。
Bさんは、Aさんに
「自分勝手な話をする人だなぁ」
と思われても仕方ありません。

②相手の話をきちんと聞いている例
相手の話を聞く場合は、話の方向性が見えるまで自分の考えで話を進めないことが肝心です。
A:「この間、ディズニーランドに家族と行ってきたんだよ」
B:「ほう、家族でディズニーランドか~。いいね~。で、どうだった?」
A:「いやぁ、久しぶりなので娘達が大喜びでね~。嬉しそうな顔を見ているとこっちまで嬉しくなったよ!」
B:「そうだね、やっと普通に楽しめるようになったもんね。女の子はディズニーランド、好きだよね」
A:「そうなんだ。特にね、~~~」
BさんはAさんがどんな話をしたいのか、ある程度わかるまで相手の話したこと以外のことは言っていません。
Aさんの話をオウム返しに繰り返しているだけです。
話を繰り返しているだけだと、相手の話を聴いていないようで物足りないと思われるかも知れません。
しかし、話したい話題がある相手には、全く気にならないものです。
この例では話を聴くだけで終わっていますが、相手の言いたいことをつかんだので、Bさんはこの後、Aさんの話と噛み合った話ができます。
4.話を聴くことはビジネスでもとても大切
まず相手の話を相手の立場に立って聴き切り、それから自分の話をする。
これはビジネスでも極めて重要なことです。
相手の言いたいことをつかまずに一方的に自分の言いたいことを話したのでは、まとまる話もまとまりません。
ぜひ、話しをする際には、まず、相手の話をしっかり聴くことを意識してください。

5.コミュニケーションスキルを磨きましょう!
ベーシックコースは、コミュニケーションスキル全般についてトレーニングをしていただけるコースです。
話をする目的は、相手に自分の話に共感してもらうこと、場合によって話した通りに動いてもらうことです。
このコースでは、そのために必要なあらゆる要素を理解した上で、スキルとして身につけていただいています。
ぜひご受講ください!