今日から日本話し方センターのベーシックコースの12月土曜教室がスタートしました。

全12回の講座の1回目は、良い人間関係をつくる話し方として、あいさつの大切さや日常会話の仕方などをお伝えします。
2回目からは毎回、教室の前に立って2分間のスピーチをしていただきます。
日常会話をするにしても、スピーチ原稿を作るにしても、大切なことは話のネタがあるかどうかです。
実際、受講生はスピーチ原稿を作る際に、話のネタがなくて苦労した、という声をよく聞きます。
スピーチなどで話すネタは、常日頃から集めておかねばなりません。
スピーチをするときになって「何を話したらいいんだろう」とあれこれ思い悩んでも、もともとネタがないので見つけようがありません。
日頃から話のネタを集めておけば、スピーチをすると決まったときに「どれを話そうか」とネタを選べるようになります。
今回は、そうした話のネタ、特に朝礼などでのスピーチネタの集め方についてお話します。
まず、ネタをどこから集めるか、ということについてお話します。
一番のお勧めは「自分の体験」からネタを集めることです。
その中でも軽い失敗談はスピーチネタとして取り上げやすいものです。
例えば、このような感じです。
・友達と三越前で待ち合わせることになった
・当日、三越前駅に行ったが友達が来ない
・携帯で連絡したところ、友達は三越前駅ではなく、デパートの三越の前で待っていた
・そこで日本橋三越の前に移動したが、やっぱり友達はいない
・もう一度連絡すると、友達は銀座の三越前で待っていた
・何事も誤解がないようにしっかりと確認をしないといけない
このような、ちょっとした失敗談は日常でたくさんありますね。
それらを意識してメモしておくと、スピーチのネタをためることができます。
次に、「見たこと、聞いたこと」からも集めることができます。
これも例を示しましょう。
・コンビニの駐車場で、買ってもらったお菓子を持ってスキップしながら車の方に走っていく女の子を見た
・お菓子を買ってもらっただけでウキウキしてスキップしている姿がとても微笑ましかった
・子供は少しのことでも感動するが、大人は余程のことがないと感動しない
・少しのことでも感動するようにすれば、若々しい気持ちが持てるのでは、と思った
コンビニの駐車場でスキップしている女の子、というごくありふれた光景を見ただけでも、スピーチのネタは得られます。
上に述べたような「しまった」「いいな」「おやおや」など、少し心が動いた出来事を、日頃から意識して探すことが重要です。
ところで、話のネタ集めでとても大切なことがもう一つあります。
それは「自分の意見を持つ」ということです。
上の例の体験談は、友達との待ち合わせ場所を2回も間違えた、という事実だけなら朝礼でのスピーチにはできないでしょう。
誤解がないように確認しよう、という意見をつけて初めてスピーチのネタにすることができるのです。
同様に、コンビニの女の子の話も、単にスキップしている女の子がいました、だけでは全くスピーチにはなりません。
子供はすぐに感動する→大人は感動しなくなる→もっと感動して若々しい感性を磨こう、という意見をつけたから、こうしたものもスピーチのネタにできたのです。
このように、日常の経験や見聞きしたものに自分の意見をつけることを習慣にすれば、話のネタは面白いほどたまっていくのです。
日本話し方センターのベーシックコースや2日間集中セミナーでは、話の材料の集め方をより詳しく講義でお伝えしています。
ぜひご受講をご検討ください!