日本話し方センターが実施している無料体験教室には多くの方に参加いただいています。

参加される方に話し方に関するお悩みを聞いてみると、それらは大きく、3つに分けることができます。

1つ目は、

・人前に出て話す時にあがってしまう

という、いわゆるあがり症、というもの。

2つ目は、

・日常会話が苦手

・会議などで発言できない

など、話をする際に緊張してしまう、というもの。

3つ目は、

・自分の言いたいことがまとまらない

・上司に「結局、何が言いたいの」と言われてしまう

など、言いたいことが伝わらない、というものです。

3つ目のお悩みについては、「話をわかりやすくするためには?」という記事で書きましたので、よければご覧ください。

また、1つ目のあがり症の克服についても幾つか記事を書いています。

そこで、今回は2つ目のお悩みについて書きたいと思います。

少人数や1対1で話す場合でも緊張してしまう、言葉が出なくて気まずい思いをする、という人はとても多いですね。

典型的な場面は、顔見知りの人とエレベータを待っている時やエレベータに乗り合わせた時でしょう。

そうした場合、何を話せばいいかわからず、仕方ないのでエレベータの表示を眺めてやり過ごす人が大半だと思います。

こんな時に話ができればどんなに良いだろう、と思っている方は少なくないでしょう。

ではどうすれば話せるようになるのでしょうか。

 

実は、こうした場面に話ができないのは、話すことがない、というよりも、話をする勇気が出ない、という要因の方が大きい、と私は思っています。

会議であれば、「いい提案だと思います。賛成します」という発言ならできるでしょう。

エレベータを待っている間なら、「今日は一段と寒いですね。明日は雨も降るようですよ」と天気の話ならできるはずです。

でも言葉が出ない。

それは、積極的に話す、という気持ちが持てないからです。

そこで、何とか話すことに積極的になりたい、と思っている方は、次のことをやってみてはどうでしょうか。

 

1つは、大きな声であいさつをすることです。

人に話しかける一番自然な場面は、出会った時のあいさつです。

少しだけ気恥ずかしさを我慢して、朝、起きてから家族に対して、また、出社して職場の人に対して、相手の顔を見て、相手に聞こえるように「おはよう!」と言うようにしてみてください。

はじめはとても違和感があると思いますし、相手から返事が返ってこないかも知れません。

それでもいい、と割り切って1週間でいいので続けてください。

1週間後には、あいさつをすることにかなり抵抗感がなくなっているはずです。

その分、少し話すことに積極性が持てるようになります。

 

また、名前を呼ばれたり、返事を求められたりした場合に「はい!」とはっきりと返事をするのも効果的です。

病院で名前を呼ばれたり、会議で「ではこれで宜しいですか?」と議長から言われた時などに「はい!」と返事をしてみるのです。

これも少しの気恥ずかしさを我慢して習慣化すれば、人に話しかけるハードルを下げることができます。

 

上に述べたことは、日本話し方センターのベーシックコースの受講生が、実際に実行して「積極性が持てた」と多くの人が、その効果を実感しているものです。

ぜひ人と楽しく話がしたい、と思われている方は実行してみてください。

また、ベーシックコースでは、毎回教室の前に立って2分間のスピーチを実行していただいています。

これを続けていくうちに、話に積極的になれた!という方も数多くいらっしゃいます。

同じようなお悩みを持たれている方と一緒にご自身を変えたい!と思われている方はぜひベーシックコースご受講をご検討ください!