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★話のネタを集める

「朝礼でスピーチ当番回ってくるけど、何を話せばいいか思いつかない・・・」
「雑談で気の利いた話をしたいけど、話すことが何もない・・・」
密かにこうした悩みを持っている人は決して少なくないようです。実は、話すことに苦手意識がある人の多くは、話すネタをもっていないことがその大きな原因なのです。従って、話すネタを持てるようになれば、上のように悩まずに済むし、話すことへの苦手意識も薄れていきます。
では、話すネタを持てるようにするにはどうすればいいのでしょうか。お勧めは、日常生活の中で起こっている出来事に気を留めてそれらをネタとしてストックしていくことです。

★日常の出来事の例

日常生活の中で起こっていることと言っても、『大けがをした』とか『高額の取引案件をまとめた』などの大きな話ではなく、ちょっとした失敗や嬉しかったこと、意外に思ったことなどでOKです。それらに目を向けて簡単に整理してストックしておくことで、話のネタを持つことができるようになります。

例えば、このようなものをストックしていきます。

「出張先の名古屋でお昼ご飯を食べようと店を探したが中々見つからない。20分くらい歩いて、やっと一軒のラーメン屋を見つけた。やれやれ、やっと食べられると思いながら、お店の外にあるメニューを見ていて、ふと支払い方法が気になった。店員さんに聞いてみると、案の定、現金のみとのことだったのでその店で食べることを諦めた。私はその時、現金を持っていなかった。
普段、東京でお昼を食べる時は電子マネーが使えるお店を選んでいた。なので、私は現金を持って歩く習慣がない。出張先だから現金しか使えない店があることを前もって予想していれば現金を持って行くことができたはず。結局その日は、その後歩いて見つけたコンビニでおにぎりを買って済ませた」
私はこの経験から「先々を予想して行動しよう」という話のネタができました。

日常生活の中ではネットニュースなどで「へぇ、そういうことがあるんだ」など、珍しく感じたり、いい話だな、と思うようなものに接することもあります。それらを話のネタにするのも、もちろんOKです。しかし、より説得力のある話となると、やはり体験した出来事をもとにした話の方に軍配が上がります。人は自分が経験したことは、他の人に聞いて欲しい、と思うものです。その分、「話したい!」という意欲が湧きますので、気持ちよく話すことができます。そうした前向きの姿勢は聞いている人にも伝わりますので、思わず引き込まれる話になるのです。

 

★日常の出来事は色々な場面で活用できる

ところで、自分で体験したことは、スピーチなどの話題だけでなく、日常会話でも話を広げたり深めたりすることに使えます。

「俺さぁ、もういい歳なのに、弟と会うといつも子供みたいな口げんかしちゃうんだよな~」
「ああ、それ、分かる。この間、中学の同窓会に行ったら、みんな口々に『おまえ、全然変わってないな~』なんて言い合ってたんだよね。人って歳を取っても変わらないところはあるよなぁ」
「なるほどね~。人の本質は変わらないということかなぁ」

以前、同窓会に出席してお互いに「おまえ、全然変わってないな~」と言い合ったことが印象に残ったので、その出来事を心に留めておきました。それが、日常会話の中で相手の感じていることに共感し、それを深掘るような話題として活かせたのです。
ぜひご自身の体験したことを言葉にまとめて、ストックしてください。普段、私たちは自分が経験したことをほとんどスルーして記憶に留めません。しかし、一旦意識して見ると、意外なほど集めることができます。そして、それらをスピーチにしたり、会話の中に入れて話すことができるのです。

 

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