昨日はスカパーの番組「嵐・梅屋のスロッターズ☆ジャーニー」の収録がありました。

この番組に出演するパチスロライターの3名の中で、ゲストの1名が話をすることに今一つ苦手意識があるとのことでした。
それならば番組の中で話し方を勉強するという企画にしよう、ということになり、番組製作会社から日本話し方センターに打診がありました。
こうして今回の収録が実現しました。
今回は、3名の出演者に「人前での話し方」について勉強してもらいました。
3名はいつもテレビ番組やYouTubeなどで話をしています。
しかし、イベントや講演など、人前で話をする場合は話の仕方が異なりますので、それを学んでもらいました。
まず、3名に前に立って自己紹介をしてもらい、その話し方を録画したビデオを再生しながら講師が講評します。
その後、YouTubeやテレビでの話し方と人前での話し方の違いを解説し、さらに人前での話し方のポイントを講義しました。
最後に、講義内容を踏まえて、3名に2分程度のスピーチをしてもらい、再度講師がその話し方を講評しました。

さて、この収録を通じて私が感じたことは、普段と違う状況では誰でも緊張する、ということです。
話し方の講座を始める前は、
「ということで、今回は日本話し方センターさんにお邪魔して、話し方の勉強をしようじゃないか、ということになりました~」
「いやいや~、我々普段ちゃんと話し方なんて学んだことないから楽しみだよね~」
「うん! お前は絶対に勉強した方がいいと俺は前から思ってた!」
という感じで、3名はとても活き活きと話をされていました。
しかし、少し改まった感じで、前に出て自己紹介をしてもらうと、何だか少し緊張した感じです。
スタッフを入れても数人しかいないにもかかわらず、です。
普段から話し慣れておられるので、よどみなく話をされましたし、話の内容も聞いていて楽しいものでした。
しかし、1名の方は笑顔は絶えないものの少しいつもと勝手が違う、という戸惑いのようなものが挙動に出ていました。
さらに「え~あの~」ということばぐせが1分間の中で30回以上出ていました。
終わった後、「あ~、緊張した~」と仰っていました。
また別の方は、笑顔があまり出ず、視線も前を見たまま余裕のない印象で話をされました。
やはり終わった後、「これじゃあ、ダメだな~」という感じで苦笑い。
とは言え、さすがはプロですね。
話し方のポイントの講義を受けた後、再び前に立って自身の趣味などを話してもらうと、ことばぐせはなくなり、笑顔も前よりは出て話にも余裕が感じられました。
普段と違う環境だと緊張する、ということは話し方教室でもお伝えしていることです。
ベーシックコースや2日間集中コースがスタートした直後は、講師も大なり小なり緊張しています。
受講生と初めて顔を合わせるからです。
また、歌手の小田和正さんにもこれに関するエピソードがあります。
小田さんが番組収録のためにスタジオで1人で歌った際、1番が終わった後、3番の歌詞を歌ってしまいました。
スタッフが「どうしたんですか?」と尋ねたところ、小田さんは「緊張しちゃった、いつもと違うから」と言ったそうです。
いつもはコンサートで何万人という観客の前で歌っている小田さんが、誰もいないという環境では、緊張した、というのです。
このように慣れない環境では誰でも緊張します。
なので、出来るだけ多くの場数を踏んでおくことは大切ですね。