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★話を振られて驚くのは予想していないから

皆さんは急に話をするように求められた経験はありませんか?
・宴会の席で「じゃあ、Sさん、最後に締めの言葉をお願いしま~す!」などと挨拶を振られた
・会議で議長から「Tさん、今の話、どう思う?」などと急に発言を求められた
・発言予定のない会合に出ていて急に「Oさんも一言」とマイクを向けられた
これ以外にも、結婚式で「今日、友人代表のスピーチをお願いしていた人が欠席されたので、代わりにご挨拶をお願いできないでしょうか」と言われた人もいるようです。こんな風に予期せず話をするよう求められるとほとんどの人は焦ってしまいます。では、こんな場合、どうすればいいのでしょうか?

急に話をするように言われると、誰しも驚きます。驚くのは事前にそのことが起こることを予測していないことが原因です。裏を返せば、予想していたら驚かないで済みます。従って、急に話を振られても「話をするよう言われるかも知れない」と思って準備していれば驚くこともないのです。会議や朝礼、宴会などで「今、発言を求められたらこういうことを言おう」と常に準備しておくことが、突然に話を振られるへの最善の防御策なのです。

★常に準備する

実際、私は会議や会合、結婚式などに参加したら、話をする予定がない場合でもすぐに話ができるように準備しています。例えば、結婚式に出席する際は次のような準備をします。
①式場に行く電車の中などで新郎または新婦のどういう点を誉めるか、自分との関わりをどう紹介するか頭の中で考える
②会場に着いてから、参列者や会場の雰囲気などを見て話に使えるものはないか探す
③上の材料をもとに頭の中で話のストーリーを大まかに組み立てる
ストーリーは長くても5分以内の短いものを考えます。結婚式などのイベントでのスピーチは長いと聞いてもらえませんので、短く切り上げることがとても重要です。

一方、会議や会合では主に次のようなことを考えています。
★今日のテーマの論点は何か
★発言は論点に沿ったものか、またその発言の根拠は何か
★発言の奥にある本当に言いたいこと、気にしていることは何か
特に意識を向けているのは、3つ目の本当に言いたいこと、気にしていることは何か、ということです。人は自分の考えていることを的確に言葉にしているとは限りません。その言葉の奥にある真意を汲み取ることがコミュニケーションではとても大切です。よく他の人の発言の言葉尻を捉えて発言する人がいますが、その発言の真意に目を向けると違った発言ができます。こうした視点で発言を聞いていると、突然に意見を求められても何かしら場に貢献できることが言えるようになります。大事なことは、その場しのぎの発言ができることではなく、その場に貢献できることを話せるように準備することです。

★準備は話し方の勉強になる

しかし、こうした準備をしても残念ながら発言の機会がなかった、というのが大半です。実際、私は結婚式で突然にスピーチをお願いされた経験はただの一度もありません。しかし私はそれで充分だと思っています。なぜならば、こうした準備を常にしておくと話のネタや言葉が増えて、話し方のとてもよい勉強になるからです。はじめは難しく感じましたが、続けていると次第に慣れてきます。今では、こういう話をしようと考えることが楽しみでもあります。

★アドバンスコースでは突然指名のトレーニングも行っています!

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