皆さんはごく自然に日常会話ができますか?
例えば、あまり親しくはない職場の人と一緒にエレベータを待っている時、気の利いた会話ができるでしょうか。正直に言えば私も、もともと人見知りの傾向があり日常会話は苦手でした。しかし、最近は以前よりも少しだけ会話ができるようになってきたように感じています。それは日本話し方センターに関わるようになって自分に軽くプレッシャーをかけているからだと思います。人に話しかける勇気を持て、と少し自分を追い込んでいることで以前より会話ができるようになったのです。

ところで、少し勇気を出して話しかけるようにしてきたことで、気付いたことがあります。

一つは、話しかけてみると自然に会話をしてくれる人が意外に多いということです。
迷惑そうな表情で愛想のない返事しか返してくれないだろうな、と思っていると話しかけることに躊躇してしまいます。確かにそういう人がいないわけではありませんが、実際はこちらが愛想よく話しかければ大概の人が愛想よく返事を返してくれます。私たちは物事をネガティブな方向に想像する傾向がありますので、上のように考えてしまうのは自然なことです。しかし、あまり心配する必要はないということに気づきました。

もう一つは、場数を踏むことで気が楽になってくるということです。
少し勇気を出して会話をしてみることを続けるうちに日常会話の場数が踏めます。そうすると、どういう会話をすればよいかだんだんとわかってきます。エレベータを一緒に待っている人と、コンビニや定食屋の店員さんと、休憩時間に話し方教室の受講生さんと、など場面に応じた会話の運び方がわかってくるのです。

また、会話が続かなくても「まぁ、仕方ない」と割り切ることができてきます。そうすると、気が楽になってきて話しかけるハードルが徐々に低くなっていきます。

少し勇気を出す、ということは日常会話だけでなく、人前で話すことにも有効です。日本話し方センターのベーシックコースに参加するのは費用もかかりますし、毎回スピーチの準備と練習をせねばなりません。でも受講生はそれらの負担を背負ってでも自分の話し方を上達させたいと思ってこのコースを受講されています。そして勇気を出して毎回、人の前に立ってスピーチをされています。これを何度か繰り返しているうちに以前よりも落ち着いて上手く話ができている実感が得られてきます。そうすると職場などの場でも人前で話すことにチャレンジする勇気を持てるようなります。
実際に、今まで避けていた人前での話しを「やってみよう!」と思って引き受けた、コースで学んだように何度も声に出して練習した、そうしたら以前よりも遙かに上手く話ができて上司にもほめられた!
受講生には、そういうお話をされる方が多くおられます。

少しだけ勇気を出して行動に移す。話し方を改善する上で、とても重要なことだと日々実感しています。

上に述べたように、日本話し方センターでは話し方のトレーニングを重ねることで人と話をする積極性を身につけていただけます。ぜひ「受講者の声」でその成果をご確認ください!