日本話し方センターのベーシックコースは、1回2時間の講座を無料で見学いただくことができます。

先日、見学に来られたCさんから見学終了後、「みなさん、声が大きいですね!」という感想をいただきました。

Cさんに見学いただいたのは全12回の講座の5回目です。

まだ本格的なスピーチ実習が始まったばかりですが、受講生の皆さんの声は大きく、しっかりと聞き取ることができます。

しかし、そんな受講生の皆さんも、受講前はそんなに大きな声ではなかった人が大半でした。

この教室だけでなく、どの教室の受講生も5回目くらいで大きな声が出せるようになってきます。

なぜ大きな声が出せるようになったのでしょうか。

 

要因の一つとして、気持ちを切り替えた、ということがあります。

ベーシックコースでは、受講生が毎回、教室の前に立って2分間のスピーチを行います。

話し方教室を受講される方の多くは、人前であがるのを何とか改善したい、という切実な思いを持っています。

なので、覚悟を決めて教室の前に出てスピーチをされています。

「『恥ずかしい』なんて言っていられない。」

そんな気持ちで思い切りよく話をされます。

このように気持ちを切り替えたことによって、以前よりも大きな声で話すことができるのです。

 

別の要因として、あがりを抑えることができるようになった、ということもあります。

講座が始まって間もない頃は、受講生のほとんどはあがっています。

あがっていると、無意識にのどを締め付けてしまっているので、大きな声を出しにくいのです。

大きな声、よく通る声を出すためには、あくびをした時のようにのどの奥を広げないといけません。

そのためには、のどや上半身をできるだけ緩める必要があります。

話し方教室では、実習で行うスピーチは自宅で30回以上声に出して練習してきてください、とお願いしています。

この事前準備を素直にやった人は、教室の前に立ってスピーチをしても以前よりはあがらなっています。

その結果、のどを不必要に締め付けることがなく、大きな声が出やすくなるのです。

 

ところで、先日見学に来られたCさんも、声が小さいことが悩みだということでしたので、見学終了後、少しレクチャーをしました。

Cさんから少し離れたところに立って、私に向かって大きな声で「こんばんは!」と言ってもらいました。

ご本人が仰るとおり、最初はこもった感じの小さな声でした。

そこで私は「怒鳴ってください」とお願いしました。

すると、何回かやっているうちに大きな声になってきました。

その様子をビデオに撮って見てもらったところ、「自分では怒鳴ってしまってとても不自然に感じたけど、ビデオで見ると全然怒鳴っている感じがしないですね」と仰いました。

 

Cさんもレクチャーといういつもとは異なる場で、少し気持ちを切り替えて怒鳴りました。

一瞬ではありますが、意識してのどの締まりを緩めたのです。

それによって、ご自身でも意外なくらい大きな声が出せたのではないか、と思っています。

何事も実践してみることが大事です。

大きな声を出したい方は、カラオケボックスなどで、のどの締まりを緩めて、思い切って怒鳴ってみてください。

 

日本話し方センターのベーシックコースでは、話し方に関するあらゆることを講義し、トレーニングで身につけていただいています。

上で述べた大きな声を出すことや、要領よく話すこと、音調豊かに話すことなど、お一人おひとりに応じたご指導をしています。

ぜひ受講をご検討ください!