目次

1.あがり症は克服できる

日本話し方センターのベーシックコースでは全12回の内の2回目に『あがりを克服するスキル』という講義を行っています。

その講義の最初に

「今までに人前で話す時にあがってしまった、という経験がある人は手をあげてください」

と尋ねると、受講生全員の手があがります。

この光景を見る度に、(世の中、本当にあがり症の人が多いんだなぁ)と思っています。

しかし、そうしたあがり症の受講生も、コースが終了する頃には以前よりもあがりを抑え、人前でも落ち着いて話ができるようになります。

もし、あなたもあがり症で、克服したいと思っているなら、ぜひベーシックコース2日間集中コースを受講してください!

2.あがり症克服方法のきっかけは人によって異なる

ところで、あがり症はどのように改善されていくのでしょうか。

実は、その改善のきっかけやプロセスは、人それぞれ異なります。

 

多くの人に効果があるのは、話す前に十分に準備をすることです。

結婚式などでスピーチを頼まれた場合、一般的には、どんなことを話すか考えて、メモにまとめます。

しかし、こうした準備では、あがり症を抑えて話すには不十分なのです。

私たちの話し方教室では、人前でもあがらずに話すための準備の方法を具体的に講義で伝えて、それを実習で実践してもらっています。

その結果、ほとんどの受講生が、実習を重ねるに従ってあがらなくなってくるのです。

 

この準備以外にも、先に述べた『あがりを克服するスキル』という講義では、あがりを克服するポイントを6つ紹介しています。

どれが有効かは人によって異なります。

あがり症の人は心臓がバクバクすると同時に、様々な症状が現れます。

  • 手足が震えてしまう
  • 空気が喉にあがってきて息苦しくなる
  • 体が左右に揺れて止められない
  • 手のひらが汗でびっしょりになる

このようなことが起きる原因は人それぞれです。

従って、克服の仕方も人によって効果があるものが異なってくるのです。

3.大きな声で話す

しかし、準備と同様に、多くの人がその効果を認める克服方法があります。

それが、『大きな声で話す』ということです。

大勢の前で話をする際、あなたはこちらを見ている人たちの目が気になりませんか?

そして、その目にある種の恐怖を感じませんか?

あがり症の人は、ほぼ例外なくこの多くの人たちの目に恐怖を感じています。

つまり、多くの人の目が、ある種の圧力になっており、この圧力があがり症を引き起こす大きな要因なのです。

あがり症でスピーチが苦手な人は、つい弱気になってこの圧力に負けてしまい、極度に緊張してあがってしまうのです。

従って、この大勢の人からの圧力をはね返すために、話をする人も圧力を発することが必要なのです。

そのために有効な方法が『大きな声で話す』ことです。

大きな声を出せば気持ちが前向きになり、圧力に負けまいとする勇気が出てきます。

また、大きな声でその場を支配する気持ちになることもできるのです。

実際に大きな声で話せるようになったら、以前よりもあがらなくなった、という受講生は大勢います。

大きな声で話すことは実績にも裏付けられた効果的な方法です。

4.喉をゆるめる

しかし、今まで小さな声で話していた人が、いきなり大きな声で話すことはなかなかできません。

大きな声を出すには、それなりにトレーニングが必要です。

このトレーニングで効果的なものを2つご紹介しましょう。

 

まず1つ目は、喉をゆるめることです。

あがっている人は、自分でも気付かずに喉を絞めて話をしています。

緊張すると、体中の至る所に無用の力が入ってしまいます。

喉にもそういう力が入って、空気の出入り口を狭くしてしまうのです。

大きな声を出すためには、何よりも喉から吐き出す空気の量を多くしなくてはいけません。

また、大きくてよく通る声を出すためには、頭蓋骨に反響させるような声を出す必要があります。

喉を絞めていたのではこの反響効果も得られません。

 

喉を広げるトレーニングとして、まず喉をあくびをした状態にしてください。

思い切りあくびをすると、喉が大きく広がる感じがします。

次に、その状態で「あ~~~~!!!」と声を出してください。

確実にいつもよりも大きくて響く声が出るはずです。

このトレーニングを毎日行うと、次第に今までよりも声が大きくなります。

初めのうちは中々声が出にくいので、思い切って怒鳴るような感じで出してみてください。

目安として、その声を20秒出し続けられるようになれば、かなり大きな声が出せるはずです。

声を出す場所がなければ、1人カラオケなどを利用するのもよいですね。

5.勢いよく息を吐く

2つ目は、息を勢いよく吐くことです。

声が小さい人は、話す時に喉の声帯に送り込む息の量が足りない、という特徴があります。

肺活量を急に増やすのは無理ですが、話す時に今までよりも多くの息を声帯に送り込む、つまり勢いよく息を吐くことで声は大きくなります。

また、勢いが出るので声にハリも出てきます。

1つ目の喉をゆるめるトレーニングがある程度できるようなったら、息を勢いよく吐くことも意識してみると確実にできるようなるはずです。

声が小さい人は、ぜひお試しください。

 

ベーシックコースを受講してあがり症を治しましょう!

今回は大きな声を出すことであがり症を克服することについてお話しました。

ベーシックコース2日間集中コースでは、これ以外にもあがり症を克服する方法について講義でお伝えしています。

そして、受講生一人ひとりに合ったトレーニング方法をご指導しています。

あなたもぜひご受講ください!