先日、ベーシックコース無料体験教室に来られたHさんからこんなお話を伺いました。

「最近、営業部門に転属になりましたが、初対面の人と話すとすごく緊張してしまうんです。

また、実年齢より若く見られるので、営業先に行っても軽く見られて相手にしてもらえません。

どうしたらいいでしょうか?」

人と話すとき緊張してしまう、という点は、ベーシックコースを受けてもらえれば、ほとんどの人はその緊張をコントロールできるようになります。

緊張する場面や緊張の仕方は人によって異なりますが、その原因は「話の内容や話し方に自信が持てない」ということにつきます。

自信を持つためには、次のことを繰り返すのが最も効果的です。

・スピーチ原稿を作成してプロの講師に見てもらう

・それを何度も声に出して練習する

・人前で発表して少し自信をつける

・少し自身をつけたことで話す意欲で出る

これにより、過去、多くの方が自信をつけてあがりを克服いただいています。

 

一方で、若く見られることについて相談されたことはほとんどないので、少し考えてしまいました。

Hさんは確かに外見がかなり若い感じで、お会いしたときは、学生さんかな、と思ってしまいました。

しかし、それ以上に声が幼い感じを与えていることに気づきました。

なので「少し低い声で話してみましょう」とアドバイスしました。

Hさんは素直に低い声で話してくれました。

その途端、それまでのHさんの印象と異なり、大人びた感じになりました。

Hさんも「声の高さでこんなに変わるんですね!」と驚いていました。

高い声は、明るく親しみやすい感じを相手に与えます。

また、遠くまで通ります。

話し方教室では、地声が低い人には、

「少し高い声でスピーチしましょう。その方が音調が明るくなって聞き手によい印象を持って聞いてもらえますよ」

とアドバイスしています。

一方で、低い声は、聞き手に信頼感を与えます。

人前に出てあがると、多くの人が緊張で声が高くなります。

また、女性には声が高すぎる人が散見されます。

高すぎる声は逆に通りが悪くなります。

そうした人には「少し低い声で話しましょう」とアドバイスしています。

但し、低い声は明るい音調で話さないと元気がない印象を与えてしまうので要注意です。

 

私はセミナー講師を務めるときなどは意識して高めの声で話します。

活気のある感じになりますし、後ろの人まで聞こえるくらいの通る声を出すことができます。

一方で、電話に出るときには少し低めの声で話します。

問い合わせのお電話などをいただくことが多いので、ご納得いただけるよう、信頼感のある声の出し方を心がけています。

ジャパネットたかた創業者の高田明さんは、テレビ通販の番組ではとても高い声で話をして、視聴者にインパクトと親しみを与えていました。

しかし、高田さんの本来の声は低い声で、インタビューなどを聞いていると、通販番組から受ける印象とかなり異なります。

しっかりと使い分けをされていたんですね。

 

皆様もご自身の声の高さをチェックした上で、場面によって使い分けてみてはいかがでしょうか。

日本話し方センターの話し方教室では、上にご紹介した声の出し方の他、話の組み立て方、話し方、話す態度などコミュニケーション全般についてお伝えしています。

是非受講をご検討ください!