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★話し方は話すことで上達する
日本話し方センターの話し方教室では、2分間のスピーチ実習を行います。
受講生は、スピーチのネタになる話題を探し、それを2分間の原稿にまとめ、声に出して練習してこの実習に臨みます。
この準備を毎回することは、話し方を苦手としている人には、少なからず負担になるかも知れません。
しかし、この実習を繰り返すことで、あがり症が改善され、端的でわかりやすい話をするコツがつかめるようになります。

そもそも話し方はスキルですので、知識を得ただけでは絶対に上達しません。
知識は必要ですが、それを実践しないと身につかないのです。
従って、話は、話すことでしか上達しません。
ひょっとしたら、何らかの話すコツを知れば、話はうまくなるのではないか、と考えている人もいるかも知れません。
しかし、残念ながら、話し方が上達する特効薬のようなものは、存在しません。
従って、話し方を上達させたいのであれば、人前で話す機会をできるだけ多く作る必要があります。
人前で話す機会として、私たちの話し方教室を受講いただくのはかなり効果的だと思います。
毎回、人前でのスピーチを行い、話し方のプロである講師から、あなたの特性や状況に応じたアドバイスがもらえるからです。
しかし、話し方教室を受講する以外にも、人前で話す機会は作れるでしょう。
職場の朝礼、セミナー講師、会議の司会など、あなたがその気になれば、いくらでも人前で話す機会は作れます。
ところで、人前で話す機会を作ることには、具体的にどういう効果があるのでしょうか。
1.あがり症が改善できる
まず1つ目の効果として、あがり症が改善されます。
あがり症の人は、世の中に本当に沢山います。
ほとんどの人があがり症ではないか、と思うくらいです。
そうしたあがり症の人がまず考えることは、手っ取り早くあがり症が改善するヒントを求めて、本を読むことでしょう。
しかし、前述のように、話し方は本を読んでも、人の話を聞いても、それだけでは絶対に改善しません。
人前で話す経験を繰り返すことで、その場に慣れ、少しずつ落ち着いて話すことができるようになるのです。
但し、単に人前で話すだけでは、改善効果は限定的なものになるでしょう。
- ゆっくり話をしよう
- できるだけ短く話そう
- 人の顔を見て話そう
など、毎回、前回の話し方を振り返って、改善するポイントを明確にしながら話すと、あがりは徐々に抑えられます。

2.話のネタが増える
2つ目の効果は、話のネタが増えることです。
私たちは常日頃、テレビやネットから様々な情報を得ています。
しかし、自分の仕事や日常生活に関係するもの、興味があるもの以外は何を聞いたか、何を見たか、ほとんど覚えていません。
せっかくの情報もそれを使うことがなければ記憶に留めようとしないのです。
逆に、得た情報を活用する場面が、あればより多くのことを記憶しようとします。
その場面として、人前で話す機会を活用するのです。
例えば、職場の朝礼で話す当番が定期的に回ってくるとします。
大抵の人は、順番が近づいてくるとようやく「何を話そうかなぁ」と話すネタを探し始めます。
しかし、これでは人が聞いて面白いと思う話や自分が納得できるネタが見つかる可能性は低いでしょう。
話のネタは常日頃からストックしておくべきです。
当番がすぐに回ってこなくても、テレビやネットを見ていて「面白い!」と思ったことがあれば、「これはネタになるかも知れない」と考えて、見たもの、聞いたものをストックしておくのです。
また、日常の中で経験する、ちょっとした失敗や嬉しかったことなどを、自分の気持ちとともにメモしておきます。
話す機会がなければ、こうしたことをしようとは思いません。
しかし、話す機会があると話のネタを集めようという意欲が持てます。
その結果、話のネタが自分の中にストックされていき、話題が豊富な人になることができるのです。
3.考える力が磨かれる
3つ目の効果として、考える力を磨くことができます。
前述したように、人前で話す機会があれば、普段から話すネタを見つけようとします。
しかし、単に見つけたネタをそのまま話すだけでは単なる報告であり、聞いていて面白い話にはなりません。
そのネタに自分なりの解釈や意見を添えることで、話はグッと聞き応えのあるものになります。
例えば、東海道新幹線の座席が2人席+3人席になっているのは、グループ旅行の人たちが、何人のグループでも固まって座れるようにするためだそうです。
- 5人グループなら、2人席+3人席
- 6人グループなら、3人席+3人席
- 7人グループなら、2人席+2人席+3人席
- 8人グループなら、2人席+3人席+3人席
このように、何人のグループでも仲間で座れるようにしているそうです。
人前で話す際に、この事実だけを話しても、聞いている人は「なるほど、そうだったのか」と思ってくれるでしょう。
しかし、この話に
「2人席と3人席を配置すると、左右非対称になって、構造上バランスを取るのが難しいはずです。
それでもこの配置を維持し続けるくらい、グループで旅行する人が多いのだと思います。
これは、私にとって新たな気付きでした」
と自分の意見を添えると、話は格段に聞いている人の記憶に残るものになると思います。
見つけたネタをいい話に仕上げるためには、思考力や洞察力を働かせる必要があります。
これを継続することで考える力が磨かれていきます。

4.目線が上がる
そして4つ目の効果は、目線を上げることができることです。
ネタを探して人に聞いてもらう話にする際、私たちは少しでもいいことを言おうとします。
これが自身の目線を上げる効果につながります。
私たちは日常に没入していると、現実的なことしか意識しません。
いきおい、視野は狭くなり、考え方も自分中心になりがちです。
しかし、自分の考えを人前で話す際は、現実的な話ばかりもしていられません。
教訓的なものであったり、ポジティブなものであったり、何れにしても、少しいい話をしようとします。
多少は背伸びをして格好をつけた話をするかも知れません。
しかし、そうした話をすることで、その考え方に自分が同調していくようになります。
少しいい話が、本当に自分が考えているものになっていきます。
その結果、以前よりも良いものの考え方をするようになります。
こうして、人前で話すにつれて、人に良い影響を与える考え方に変化していくのです。
以上、4点お話ししたように、人前で話す機会を設けることは、まさにいいことずくめです。
是非、職場などでお互いの考えを述べ合う、定期的な場を作ってください。
そして、常にあなたの話し方を振り返り、工夫しながら話に磨きをかけていってください。
★人前で話す訓練をしましょう!
日本話し方センターのベーシックコースや2日間集中セミナーは、人前で話す機会として、そして、あなたの話し方に磨きをかける場として、最適な講座です。
原稿を作って人前で話すことを何度も繰り返し行います。
そして、話し方のプロである講師が、あなたに応じた適切なアドバイスを行います。
これにより、効率的・効果的にあなたの話し方を上達させることができます。
また、人前で話す力がつくだけでなく、相手の気持ちに寄り添い、人間関係を良くする話し方も身につけていただけます。
その効果は、多くの受講生が実感されています。
ぜひ「受講者の声」をご確認ください!