目次
1.人の全ての悩みの原因は『人間関係』
「人間の悩みは全て、対人関係の悩みである」
これは、大ベストセラー「嫌われる勇気」の中にある一節です。
私はこの一文を目にして、深くうなずきました。
思い返してみると、私の悩みも人間関係に関するものがほとんどだからです。
私たちには自分の気持ちや感情を大切にしたいという思いがあります。
一方で、自分以外の人の考えや気持ち、心の状況を理解するのは至難の業です。
こうしたことから、自分と自分以外の人の感情がぶつかってしまうと人間関係が悪くなり、それが解決の難しい悩みにつながります。
そうであれば、人間関係を良くする方法を知っていれば、私たちの悩みは今よりも少なくて済みそうです。

そして、その方法の一つに話し方があります。
私たちは、基本的に話すことによってコミュニケーションを取っています。
コミュニケーションの取り方は人間関係を左右するものですので、話し方を改善することで、人間関係をより良くすることができるのです。
こうした考えから、日本話し方センターのベーシックコースや2日間集中コースは、人間関係を良くする話し方に重点を置いたカリキュラムになっています。
2.意識してほめことばを使う
この人間関係を良くする話し方の一つに、『ほめことば』があります。
人は自分のよいところをほめられると嬉しいものです。
そして、自分のことをしっかりと見てくれて、良いところを伝えてくれる人に好意を持ちます。
しかし、多くの人はなかなか人をほめることができません。
私は企業にお邪魔して話し方に関する研修を行うことがよくあり、その中で、『ほめことばの使い方』を話すことがあります。
すると、研修終了後のアンケートで
「この研修の最大の収穫はほめことばの使い方が分かったことです」
と書いてもらうことが少なくありません。
特に管理職の方にそうしたコメントが多いです。
このことを見ても、私たちはほめことばが苦手だ、ということが分かります。

3.実は私も苦手だった
実は、私もほめことばは大の苦手でした。
私は、前職の銀行員時代から数えて約30年ほど、管理職として、多いときには60人くらいの人をまとめながら働いてきました。
しかし、その間、人をほめたことがほとんどありませんでした。
「佐藤さん、あなた、仕事できるね~」などとほめると、
「あっ、じゃあ、自分は今のままでいいんだ」と思われてしまうのではないか。
まだまだ伸びしろがあるのに、そこで成長が止まってしまうのではないか。
そうした勘違いをされるのが嫌で、ほめられなかったのです。
4.『ほめ方』が分かった!
そうした時に、2日間集中コースで『ほめことば』の講義を聞いたのです。
その講義で『事実をその場で具体的にほめる』という話を聞きました。
「ああ、そのようにほめればいいのか!」
まさに目から鱗が落ちる思いでした。
その人が具体的にしたこと、言ったことをその場でほめれば、変な思い上がりや勘違いはされないと気付いたのです。
それから私は、具体的な行為や発言で、いいなぁ、と思ったことををすぐに言葉に出してほめるようにしました。
「さっきもらったメール、短くてとてもわかりやすかったよ!」
「今の会議、あなたの発言で流れがグッといい方向に変わったね。ありがとう!」
「お客様からの電話にすぐ出てくれたね。それに、とても丁寧な応対で良かったよ!」
その結果、職場のメンバーから私に声を掛けてくれる回数が、今までよりも増えたように感じました。
今でも、「あっ、いいな!」と思うことがあると、その場でその気持ちを言葉にすることを心がけています。

5.感謝の気持ちも伝えよう
もっとも、現在は人によっては、ほめることは「上から目線の行為だ」ととらえる人もいます。
従って、ほめことばに「ありがとうございます」などの感謝のことばを添えることも心がけています。
また、ほめことばの代わりに
「感動しました」
「素晴らしいと思いました」
など、自分の気持ちを伝えるようにもしています。
心に思ったことをその場で伝えると、伝える人も聞いている人もお互いに笑顔になります。
笑顔でコミュニケーションが取れることも、ほめことばの大きな効果です。
あなたも、ぜひ人がしたこと、言ったことを具体的にその場でほめてみてください。
きっとよい変化があるはずです。
6.人間関係を良くする話し方を身につけましょう!
日本話し方センターのベーシックコースや2日間集中コースでは、上に述べたほめことば以外にも、人間関係を良くする話し方や心の持ち方をお伝えしています。
これらは多くの受講生に共感いただいています。
また、実行して人間関係の改善に成功している受講生も数多くいらっしゃいます。
ぜひ「受講者の声」でその実際をご確認ください!
そして、受講いただき、あなたの人生をより良いものに変えてください!